身体痛いと一括りにされるが、別の痛みが同時に起きてる。
そして重要なのは「回復方法が異なる」という事。
「休んでるけど身体痛い」という人は、その痛みの対策が間違ってる可能性が高い。
◼︎痛みの種類
1、酷使
要するに「使いすぎ」。
代表的なのは、PC作業時の「眼」「首」「肩」「腰」「股関節」辺り。
じっと同じ場所を見つめ、首を固定し、肩を固定する。
固定するための筋肉が酷使されたため、局所的な痛みが出る。
2、かたまって痛い
要するに「休みすぎ」。
ずっと同じ姿勢でいるという事は、動かさない事による痛みが発生する。
運動不足で痛いのと同じ。
PC作業で疲れると、座り直したり、寝たりなどして回復しようとする。
動くとしても、いいとこストレッチくらいで誤魔化そうとする。
すると「歩く筋肉はかたまったまま」となる。
当然、歩く、走る、荷物を持つなどすると、身体に痛みが走る。
◼️PC作業は「動きすぎ」と「休みすぎ」が「同時に起きてる」
局所的な使いすぎと、身体全体の休みすぎが同時に起こる。
結果「動いても休んでも回復しない」という鬼のような状況が起きてる。
じゃあどうするか?
◼︎回復工程
1、PC作業をほぼ完全にやめる
酷使したパーツは「休む事で回復する」。
目、首、肩、腰辺りが該当する。
身体痛いうちに無理して動くとさらに悪化するため、まずは休んで回復する。
痛みが取れるまで、動きたいと思うまで休む。
40代以上は二日、20代までは1日くらい完全に休むと、ほぼ回復する。
2、動く
かたまって痛いのは「動かす事で回復する」。
運動というか、外に出て、立ったり座ったりウォーキングしたりの軽い運動を6時間くらいやる。
要するに、PCとスマホ作業「以外の事」を「外で丸一日やる」と治る。
ここで重要なのは、実は上記1で休んでる間も「身体が痛いのは続く」。
固まってる部分の回復は出来ていないので、当然痛い。
しかしながら、それでも先に休む理由は上記した通り「無理して動くと破綻する」から。
先に休んでから動く。
休んでから、外に遊びに行く。
すると、身体の痛みが改善される。
◼️複合でメンタルにくる
PC作業のやりすぎの場合、身体を動かしたいけど休みたいというのが同時に起きる。
すると、身体の反応としてもおかしな状況になるため、まずメンタルにくる。
首関係でも自律神経が乱れやすいので、トリプルパンチ。
そしたら危険信号。
◼️回復は三日くらいかかる
まず「PC作業をやめる」
そして「しっかり休む」
次に「身体を動かす」
で元に戻る。
トータルで三日以上かかるので、やりすぎないように注意しておくほうが良い。
◼︎回復は「運動する」まで
酷使→休む→身体が固まる→解す
で「完了」となる。
休むで完了じゃない事に注意。
休んだ後に、適度に動いて「解す」まで行うと、体力とメンタルの両面で回復する。
休んで終わりではなく「動くまでがワンセット」です。
◼️まとめ
PCやスマホ作業のやりすぎで身体が痛い時は、「酷使」と「固定」が同時に起きてる。
酷使は休む事で治る。
固定は運動する事で治る。
ちなみに、スタンディングディスクとか、運動しながらPC作業やるとかが流行ってるが、根本的な解決にはならない。
確かに「固定の解決」にはなる。
しかしながら「酷使の解決にはならない」。
運動しながら作業しても、普通に首、肩、腰が痛いのは変わらない。
結局は作業時間を減らすのが最も効果的であり、しっかりと休みを取るのが最善。
人間は同じ所で固定して作業するようには出来ていないため、ちょこまか動いて疲れたら休むのが自然なのである。
やたら疲れたな〜という場合、複合症状になってる可能性が高いので、個別に対処して頂けると幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。