*男が女にモテる場合の話し。
男性のモテは「自分との戦い」と言っていい。
自分の女性に対する認識が、そのまま相手に伝わる。
これをアップデートしていく必要があるんだが、それに当たって「確実にぶち当たる壁」が存在する。
◾︎2つの壁
壁1、女性に「母親の影を見る」段階
とかく「甘える」状態。
女を上に見て、やたらとご機嫌取りをし、そのくせやたらとワガママを言う。
女がいつでも自分を甘やかし、そばにいてくれると思ってる。
最初は必ずこの状態を通過する。
この状態での女性からの認識は「大きな子供」。
これが続くと女性がキレて「男性として見れない」「なんか違う」という理由で「切られる」。
それはそうだろう。
「女に依存してるだけ」なのだから。
もう一度いうが「必ず一度はこの状態を経験する」。
んで、女性から手酷く扱われる。
このステップを経験する事で、前に進める。
壁2、女性を「女なんだと認識する」段階
確実に自分と違う考え持った、独立した「女性なんだ」と認識し、コミュニケーションする。
「母親ではなく」だ。
そして「違い」に驚き、もの凄く苦労する。
ある種「女に絶望する」段階とも言える。
ここでのポイントは「違いを認識する」コト。
男性との間で成立するやり取りは成立せず、相手の言ってるコトも理解できない。
一緒にいて「眠い」って言い出したら「やろうって意味なんだ」ってのとか、「やたらと褒めてくる」のは「気に入られてるから」なんだとか、「彼女いないんですか?」っていうのは「気になってますというサインなんだ」とか、「酔っちゃった」とか言い出したら「抱いて欲しいの意味も含まれる」とか、そういう細かいやり取りの差がめちゃくちゃある。
同性といる時のコミュニケーションは通用せず、新しい言語「女性言語」を学ぶ。
この壁もまた分厚く、確実に苦労する。
通称「裏言語」と呼ばれる、「言葉の裏での会話」を得意とする人であれば習得は早い。
しかしながら、女性の兄弟がおらず、裏言語の使い方にも慣れてない一般の男性は「間違いなく苦労する」。
解決策は一つしかない。
「女性とコミュニケーションする事」。
分かんない事があれば適宜ネットで調べるか、女友達に訊いて確認する。
ひとつずつ学んで積んでいく事が求められる。
仕上げ。女性を「人として認識する」段階
女性言語を学び、ある程度理解した結果「尊敬できる部分がある」と同時に「同じ人間なんだ」と認識する。
女性のちょっとした気遣いや配慮、気付きなどは「到底真似できるものではない」。
グループに一人女性がいるだけで快適さがまるで違う。
それと同時に「ほぼ考えてるコトが一緒」という部分もある。
基本はやっぱ異性にモテたいし、やりたいし、理解し合いたい。
「その結果としての振る舞いが異なる」だけで、本質的に求めてるモノは同じ。
この段階では「女性が尊敬できる人である事」、そして「自分と似たような人である」と「認識」する。
ここまで来ると、女性に甘えようとは思わないし、同じ人として助け合える事は助け合い、気遣い、協力してやっていける仲間であり、同志であると認識される。
性欲の捌け口でもないし、過度に甘え合う相手でもない。
ある一定の部分において、助け合い、支え合い、一緒に歩める仲間。
相手のためを思い、行動するようになる。
ここまで来ると、自然にモテるようになる。
◾︎苦労は確実にする
甘え脱却のステップと、女性言語を理解し同じような感情を抱いていると理解するまでのステップは「痛みを伴う」。
なんせ自分自身が何を間違っていて、何を押し付けているのかが「理解できない」。
理解できないから女性にブチ当てる訳だが、そこで返ってくる答えは「ノー」である。
女性から「不快なのでやめてください」という返答がくる。
「あらゆる形」で。大体の場合は「痛みを伴う形でやってくる」。
「これを理解するまで」が、苦労のステップだと言っていい。
特に「最初の彼女」は、確実に失敗する。
モテる友人もそうだし、早期に結婚してる友人も、最初の彼女には手酷く扱われている。
*大体の場合は「浮気」や「別の男に乗り換えられる」という経験をする。そこで一度女に絶望する所からがスタートだと言っていい。
これは相手と自分にとって「快適なモノ」をコミュニケーション出来るようになるためのステップです。
◾︎筆者的には「甘え脱却のステップ」が最もキツかった
女性の母性に吸い込まれて、つい甘えたくなる。
基本的に女性はゲロ甘なんだけど、調子に乗って要求しまくると、当然「切られる」。
ここでいう「甘え」とは「相手の事を考えずにワガママを言う事」と定義する。
普通に考えれば分かるんだが、「親しい友人や尊敬してる人にはしないコト」を「好きな女性に対してだけはする」。
これが即ち「母親だと思ってる状態」であり、極めて「子供っぽい状態」である。
これは一度「痛みを伴う事(大体の場合は浮気)」をされて、しっかりと自分と相手を分離できないと治らない。
要は「夢から覚める必要がある」。
女性は当然ながら「他人」であり、自分と対等な「人」である。
礼儀や気遣いをもって「人して接するのが当然」であり「最低限のマナー」と言える。
それはどんなに仲の良い関係になっても同じ。
「親しき中にも礼儀あり」である。
その反面「いい甘え」というのもある。
それは「相手の気分を上げる」甘え。
「頼られてると感じる」「役に立ってると感じる」など、ポジティブな感情が起きる甘え方がある。
この甘え方は「相手のためを思って甘えている」。
自分の感情をぶつけるのと、相手の感情を上げるために行うとでは「雲泥の差がある」。
この「礼儀」を理解するコトが、モテるために非常に重要なポイントとなる。
◾︎まとめ
モテるためには3ステップある。
女にドップリハマって甘えて切られる「母親扱いを脱却をする段階」。
女を他人と認識し、コミュニケーションが出来ないと嘆く「女性言語を学ぶ段階」。
それら全てを学び、女性を尊敬し、同志として認識する「人としての礼儀を持って接する段階」。
これらを経て、ようやく対等にコミュニケーション出来るようになる。
自分が今どこにいて、何に苦労してるのか?を確かめるには良いのではないかと思います。
筆者も割と色々経験をし、大変でした。
スパっと切れられる経験もしたし、ぐちゃぐちゃな言い合いもした。
プラスな面としては、コミュニケーション不全だと思ってた女性が、女性言語を学んでから思い返したら実は相思相愛だったんじゃないか?ってのは良くある話だったりする。
なんにせよ何もせずモテる事はなく、自分と女性と向き合いながら少しずつ学んでいくコトでモテるようになる。
もう一つ言えるのは、素材がモテる(見た目だけでモテる)やつでも、ずっと学ばなければ「同じことを繰り返す」のが恐ろしいところ。
甘え続ければ弾かれ続けるし、女性言語を学ばなければコミュニケーション不全は解消されない。
痛い経験をし、学び、進む。
その繰り返しです。
頑張っていきましょう。