研究、独白ブログ。

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「顔でモテるやつ」と「性格でモテるやつ」の「違い」。

 

一般的に言われる「モテる人」が、全然モテなそうだと思う事が結構あったので、ちょっと書いてみる。

 

顔でモテるやつは「相手に気を遣わせる」。

性格でモテるやつは「相手に気を遣う」。

同じモテるでも「内容が全く違う」。

 

◾︎男が望むモテる男像は「気を遣わせる人」が多い

庵野監督とか、ウメハラとか、イチローとか、一部でカルト的な人気を誇る、いわゆる「カリスマ」と言われるタイプの人。

顔が良いタイプだと、竹内涼真とか、窪塚洋介とか、小栗旬など、芸人だとハンバーグ師匠とか、藤森慎吾などがカリスマ側。

「独自の世界で独自の結果を出し続ける人」。

その独自性こそがカリスマであり、他との違い。

反面、「普通のことを普通に合わせるという事ができない」ため、周囲の人は徹底的にその人に合わせる必要が出てくる。

こちらが提示するモノを理解して打ち返してくる事は殆どない(その理解力と想像力の欠落こそがカリスマたる所以)ので、コミュニケーションの労力がハンパない事になりがちで苦労する事が多い。

顔が衰えたり、そのカリスマ性を評価しないタイプの人(自分の子供や、顔にこだわりのない同レベルの美人、別の業界の人など)からは「人気がない」というのが特徴で、「一部からカルト的な人気」と評したのはそれ故。

突出した反面、それ以外の部分で多大なる問題を抱えるため、長期的な付き合いだと問題が出やすい。

 

◾︎性格でモテるタイプ

ゲーム開発者の桜井政博さんとか、ヘイスミスの猪狩さんとか、元・日本代表の栗山監督とか。

顔が良いタイプだと、中村倫也陣内智則、見取り図のリリー辺りの人達。

共通してるのは、とにかく「相手に気を遣う」事。

気を遣うというのは「相手が喋りやすいように」「緊張しないように」「萎縮しないように」「らしさが出せるように」と、気を巡らしてコミュニケーションするという事。

要するに「相手がラクになるような行動ができる人」。

もしくは「相手が負担に思う事をしない人」。

相手が言った事にキチンと打ち返し、自分が喋る言葉は分かりやすく、意図をしっかりと打ち出し、キツい言葉は相手を笑わせる意図でしか使わない。

傷つける表現や意図間違いをしそうな言葉は極力排除し、相手が喋りやすいような環境を整えられる人。

長期的に見て快適で、また喋りたいと思えるタイプなので、結果的にモテる。

 

余談だが、相手に気を遣えるという事は「服装や見た目にも気を遣えるのとイコール」である。

相手にとって接しやすいように威圧感のない服装を選び、見た目も綺麗で清潔感があって話しかけやすいような身なりをしていることが多い。

なぜならそれは「相手が快適に過ごせるから」、そして「相手に負担をかけないため」であり、それ自体が気を遣う一環だから。

話しやすい見た目で、話すと快適。

結果として、性別や年齢も関係なく人気があり、モテる人がこのタイプ。

女性側が言う「モテる人」はこちらを指す場合が多く、長期的に女性と上手くやってるタイプはこちらが圧倒的に多い。

 

▪︎顔や特技でモテてるやつも、後に苦労する

それは要するに「ブランドでモテてるのと同じ」だから。

中身じゃなくて「ガワでモテてる」。

話してみたら「あれ?会話できないな」「なんか疲れるな」「めんどくさいな」となり、一気に残念イケメンの烙印を押され、長期的に関係を作れない。

なまじモテてる(結果が出てる)だけに、自身を振り返る人も少ないため、改善されない。

結果「なんか上手くいかない」という所に落ち着く。

その先は個人のスキルとやる気次第で変わるので、伸びる人は伸びるが、いつまで学ばないタイプもかなり多い。

 

▪︎結局「中身があるやつが最強」

中身でモテるタイプは、ごく普通に会話してるだけで結果が出る。

というか「ごく普通に会話できるというスキルこそが最強」と言ってもいい。

会話ができるなら「会話をしながら解決していけばいい」だけである。

特に男性は「かなり勘違いしがち」なのだが、突出した結果や見た目がないと難しいと思ってる人がすごく多い。

そうじゃない。

とりあえず普通に会話ができて、普通に気遣いができるのであれば、もう充分なのである。

その辺のパラドックスを見抜いたやつや、気付いたやつが抜けていく。

 

逆に言うと「気付かないといつまでも周りの意見に振り回される」という事になる。

気付くか、気付かないか。

それこそが真の能力の差と言える。

 

◾︎まとめ

中身でモテるのが最強。

その中身は「気付く事」でしか増えていかない。

ポテンシャルでモテようと、モテなかろうと、基本的に通る道は一緒。

しかしながら、なまじモテるやつは結果が出てるため、そこで止まりがちで、それがつまり残念イケメンとなります。

 

どちらにせよ「気付く」事でしか、前に進みません。

喋るのに困らないタイプであれば、あれこれ考えるより体験してみる方が手っ取り早いです。

 

世間一般でいわゆる「モテると言われる人」が、「どちらのタイプなのか?」。

それに「気付く事」が最初の一歩となります。

 

お読みいただき、ありがとうございました。