元ネタは「才能の地図」という本。
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「パレオな男」というサイトで有名な、サイエンスライター「鈴木裕」氏の本でございます。
書評及び内容は調べればいっぱい出てくる。
その中で秀逸なのが…
天才性が見つかる 才能の地図天才性が見つかる 才能の地図|霜月の読学書庫
「霜月の読学書庫」様が書いてるこの記事。
我がブログとは対象的に、霜月様は「自分の所見を最小限に書いて」いる。
*人の意見が入ると「意味が歪む」ため、原書をそのまま伝えるのであれば「要約」が最も望ましい。
そのため、本の概要を知り、中身を知りたい方にとっては最良のブログ様です。
本を知りたい方は「霜月の読学書庫」様を。
ここでは「俺が最も重要だと思った事」と「その解釈」という歪みまくった記事を書きます。
それは「相対評価の重要性」。
▪︎「場所」で「才能が決まる」
例えば、中学校では「普通の成績」だった人がいるとしよう。
そこから無理せず行ける高校に進学したら「学年トップ10の成績になった」とする。
…あり得ない話だと思うだろうか?
ちなみにこれは「筆者の実体験」である。
*全体の成績ではなく、数学のみの結果だが。
「一般的なレベルでは普通以下」な筆者の数学レベル。
しかしながら、「普通以下の場所ではトップレベルの数学力」なのである。
「筆者の数学レベルは変わってない」のに「結果は大きく変わる」。
ちなみにオリラジ中田さんなども同じような趣旨のことを仰っている。
「YouTubeは競争相手が少ない」
これがモノ凄く大事。
▪︎競争し続けるか、自分がラクに勝てる場所へ行くか?
「世界一を獲ろう!」という目標は一見すると美しい。
しかしながら、その道は当然「ずっと競い続ける事になる」。
上にはずっと学んでる先輩がいて、下からは高スペックな後輩がせっついてくる。
当然ながら、ずっと学び続け、ずっと試し続け、ずっと動き続ける必要がある。
では、その内容を「自分に合った場所」に変えるとどうだろうか?
自分が自然に無理せずやってれば人から評価され、人を助ける事が出来るという。
…どっちの方が幸せなんだろうね?
▪︎まとめ
ネットを見てると「好き嫌い」及び「やりがい(目標)」が横行している。
それ自体はまあ問題ない。
しかしながら、その先に待ってるのは「競争」である事がとても多い。
好きな事はあまりに自分本意な指標だし、やりがいはもう既に誰かが歩いた後の道=競争が避けられない事が多い。
そういう「自分本意な選択」は、指標としてあまりに歪んでる。
そんなものより、今の自分でもやっていけるように「周囲を見渡しての選択」がとても重要。
これは「比較するからこそ見えてくる」モノであって、自分の中に潜ってあーだこーだして何とかなるもんじゃない。
競争して結果を出した事自体は素晴らしいかもしれない。
…が、自分がやっていく中でそれを選択するのは「本当に幸せと言えるのだろうか?」。
ラクして勝つ。
そのために「相対評価」は「とても重要」です。
お読みいただき、ありがとうございました。