同じ言葉ながら、使う状況によって「微妙に意味合いが違う」事に気付いたので、整理してみる。
▪︎3つの意味
1、雰囲気に合わせろ
皆んなでくだらない事を楽しんでるのに、正論ぶっ掛けて場の空気を冷ましたりとかが代表的。
仕事とか目標が決まってたりする場合は別だが、なんとなく合わせていい空気作っときゃ楽しい場面で「わざわざ言う」のが「空気が読めない」とされる。
2、言葉の裏を読め
明らかにつまんなそうなのに「楽しい」と言うとか、状況的に絶対疲れてるのに「疲れてない」とか言う場面が「ちょいちょい出てくる」。
要するに「気を遣って言わない」訳だ。
「そこを察知して対応する」のだが、これは特段難しい事でもなく「普通に考えれば分かる」。
ずっと話しを聞かされて全然喋ってなかったり、1日仕事した後だったり、1日歩き回った帰りだったり、「いやお前分かるだろ」「自分がそれされたらどう感じるんだバ◯が」と。
これが「分からない人」が「空気読めない人」とされる。
3、状況を察知しろ
忙しそうな人に「忙しそうだね」と言ったとしよう。
言われた側は「見りゃ分かるだろ」と。
ここで空気の読めない人は「なんで忙しいのか」「何してるのか」と「質問する」。
繰り返すが「相手は忙しい」のである。
忙しい人の時間をさらに奪うような質問をするのが「ダメ」だという事は「バ◯でも分かる」だろう。
空気の読める人は「なんでこの人は忙しいのか」「何をやってるのか」を「考える」。
そして、出てきた答えに対して「軽減するように手伝う」。
家事をしてるから忙しいのか?
買い物に行きたいから忙しいのか?
見たいコンテンツがあるから忙しいのか?
そうであれば、原因になっているモノを手伝えばいい。
家事が忙しいなら、今やってることを代わりにやればいい。
買い物に行きたい場合でも一緒で、今やってる作業を肩代わりすればいい。
見たいコンテンツがある場合でも、今やってる作業を手伝えばいい。
そういう「相手にとって本当に必要な事」を「相手にコストをかけずに辿り着く」というのが「空気の読める人」。
その逆で、相手の状況と負荷が分かりきっているにも関わらず、さらに負担を増やすやり方をする人を「空気の読めない人」という。
▪︎状況から感情が読めない人が「空気の読めない人」と言われる
楽しんでる人を不快にさせる。
疲れて不機嫌なのに、それを察知しない。
忙しい人を引き留める。
などなど…。
「その状況」「見たまんまの感情」「言われてる言葉」…。
それらから「本来ならこうだろう」という事を予想し、相手の立場に立ち、相手がして欲しい事をする。
その人は「空気が読める」「優秀と言われる」人となる。
逆に、それらの情報から「して欲しい事の逆をする」と「空気が読めない人」となる。
要するに「なんか疲れる人」で、コミュニケーションコストがかかる(伝えるのにいちいち手間がかかる)ので、段々と会話が億劫になってしまう人。
これが「空気が読めない人=怠い人=敬遠される理由」の正体となる。
▪︎意見があるなら言えばいい=空気の読めない人
ひろゆきさんなんかが、よく「意見があるなら言い返せばいい」と言う。
これこそが空気の読めない人の代表的な発言。
「言い返さなければ伝わらないコスト」こそが「面倒」なのであり、これこそが「空気の読めない発言」という。
相手が言われて困る事や、言われて分からない事や、言われて気分を害する事を「そもそも言わない」のが、空気の読める=相手に立場に立って考えられる人なのである。
相手をやり込む=相手が困ってる、言い返す言葉がないという事なので、それは非常によろしくないコミュニケーションという事が分かるだろう。
なので、色々な意味を込めて「空気の読めない人」というラベリングをするという。
まとめ…は面倒だから、ここで終わるw
貴方は状況を読めますか?
もしくは「読もうとしていますか?」。
読もうとしているという事は、即ち「相手の立場を理解しようとしている」という事なので、どんな振る舞いをしようともそれは伝わっていると思います。
読もうとしない、思わない人は…まあそれはそれで個性です。
「他人の状況に左右されない」という長所だったりしますので、それを活かせる場所に行ってくださいませ。
ただ、俺の周りには来ないで下さいw
疲れるのでw
では、お読みいただきありがとうございました。