今まで最前線の客商売をしていた。
なので「お客様は神様=客がカネを持ってくる=客対応に力を入れよう」が当たり前だった。
…が、今の「ものつくり側」に回った結果、別の事が分かった。
客というのは「最後なんだ」と。
▪︎客は「最後」
「全ての工程が終わった上で」の「結果=客」。
客が知ってるのは「最終形態」なのである。
「その手前」に「膨大な試行錯誤があった上で」成立しているという。
▪︎客に「渡るまでの工程」が超重要
例えば「ブログ」。
ブログを書き上げるまでに「様々な工程」がある。
1、「ネタ出し」
2、「そのネタを調べる」
3、「書き上げる」
そうして1記事が出来上がる。
さらにその書いたネタを「届ける」という工程がいる。
1、ブログサービス選択
まず「ブログサービス選択」がある。
なんのジャンルで、どこが強いのか?
これを選定する。
2、ブログ内競争
ブログサービス内で有名になるのが最も簡単。
この辺りで、ようやく「客の目に触れる」。
変な話しだが「ここまでやって」、ようやく客の目に触れるという「スタートラインに辿り着く」。
記事を作って、サービスを選んで、アップロードしても「客の目には触れない」のである。
「そのサービス内で目立つ」という事ができて、「初めて客の目に触れる」。
…変な話ではあるが、「ここまでやって」から「記事の質を上げ始めればいい」。
だってここまでは「何書いても読まれもしない」のだから。
フィードバックも何もないため、何やってもしょうがないのである。
3、Googleで多くにリーチする
さらに「Googleさんに気に入られる必要がある」。
検索で引っかかる事で多くの人に見てもらえる。
▪︎客に届くまでの工程を整理
1、ブログのネタ出し
2、記事の下調べ
3、記事を書き上げる
4、ブログサービスに載せる
5、ブログサービス内でウケる方法を試行錯誤しつつ、全体の方向性を決める
6、ウケる方法(読まれる方法)をひたすら試してランキングを上げる
7、Google先生に引っかかり始めるので、載っけても問題ないor気に入られやすいコンテンツ(教材型)に書き直す
7、Google先生で色々な人に届く
という事。
客…つまり「読者」は、6の工程から先「しか」関わらないのである。
▪︎客は「重要だけど重要じゃない」
客が関わるのは「ほんとに最後だけ」。
その手前の…
「何を書くか?」
「どう調べるか?」
「どう書くか?」
「誰にアピールするか?」
は、「本人+周りの人が決める事」なのである。
「客のために書く」というのは「一見すると素晴らしい」。
しかしながら、自分の工程からすると「ほんのちょっとしか関わってこない」。
その人達に振り回されて、「自分が書きたい事よりも優先する」というのは、「本当に正しいのだろうか?」。
確かに客がいないとアウトプットにならない。
しかしながら、客がいたところで、その手前の工程を楽しめるかどうかは「自分次第」なのである。
客は客。
自分は自分。
「上手い落とし所」を見つけられるよう祈っております。