めちゃイケらしいパロディ企画。
ざっくり言うと、「岡村隆史と西野亮廣が入れ替わる」というパロディです。
岡村と西野の仲違いは有名(https://matome.naver.jp/m/odai/2145411837894776601)です。
その2人が入れ替わるってんだから、面白くならない訳がない。
結果は予想を越える、本家の名に恥じない出来栄えでした。
…動画見た?
以下は見てからの方がいいですよ。
では、ざっくり触れていきますよ。
◾︎笑いポイント(*カッコ内はお面の「中身」)
原作通りの「口噛み酒」からスタート。
1、個展(岡村)
誰だか分かってない状況なのに、何となく面白さが伝わるのは、さすがの「岡村隆史」。
ガチで「俺が書いたサイン本は買い取る」発言で、責任感と人の良さを感じさせて、綺麗に幕引き。
2、ニッポン放送(西野)
揉めた発端となったラジオ放送(局)にて、「西野の事言ってましたよね?」と本丸に切れ込んだのが、ハイライト。
そして芸人コンビ「ニューヨーク」の発言が秀逸。
「西野さん、芸人やめて、絵本作家になって、今岡村さんになってるんですか?」
ぜひ映像で空気感共々見ていただきたいポイントです。
3、ルミネtheよしもと(岡村)
梶原の「腕」が光る。
輪唱ネタの突っ込みは、この1時間での最大の魅せ場。
輪唱に突っ込まなかった岡村に対し、梶原「突っ込めや」→叩く、岡村「何をやねん」のくだりは、何回見てもイケる。
その後に腹を叩かれたり、後輩として(西野扱い)弄られまくっていたのが印象的。
岡村さんは、弄られてこそ輝くキャラなんだと初めて知った。
ピンで後輩芸人と絡む番組があれば(矢部がいない、かつ後輩芸人が若干の無茶を出来る状況)、最高に輝く事は想像に難しくない。
岡村隆史の輝く場がハッキリと解った瞬間です。
4、めちゃイケ収録現場(西野)
矢部がさすがの見所作り。
後藤がモテる所以を発揮しながら、岡村の誤解解き。
5、西野の自宅(岡村)
通常の語り。
もちろん描き途中のキャンパスにいたずら。
終始後ろに、サインする本(http://lineblog.me/nishino/archives/7929568.html)が置いてあったのが鬼過ぎた。
6、岡村さんの親友と(西野)
人を大事にする事、西野の対応でショックを受けた事、西野をかっていることが、親友の優しい語りで明らかに。
7、博多大吉(岡村&西野)
趣旨を完璧に理解している現代芸人の博多大吉による、「誤解」と「正解の対応」が語られます。
いい感じの雰囲気作りは、さすが「飲み屋出身」の博多大吉。
バナナマンの設楽、おぎやはぎの矢作、博多華丸・大吉の大吉、は、最近のリャンメン受け(男ウケも女ウケも良い)する芸人のトップ3。
遺憾無く発揮してます。
8、邂逅〜エンディング
見てくれ。
口噛み酒は、さすがに上手いことカットされたw
バランスのとれた構成。
◾︎まとめ
色々と過去から触れている関係もあって、西野戻ってこれんじゃね?という印象。
*元々、ちゃんと西野の発言を追っていた人からは評価が高い。「芸人として」よりも、行動と企画力の凄さを理解できる「ビジネス界」からの評価が高い。
梶原も岡村と相性が良いし、キングコングとしても99と非常に相性が良い。
そして岡村さん、本気でいじられキャラになってくれないかしら?
「岡村隆史をボコボコにしてる後輩芸人」という構図が面白いところが凄まじい。
もちろん、本気でやってる訳じゃなくて、本来難しい所をイジりにいってる感じと、後輩芸人が無茶しつつも「岡村隆史を尊敬してる」という前提があってこそ面白いんだが。
2時間でやっても良かったレベルの内容でした。
久しぶりにリピートして見れる内容の放送でした。
次のめちゃイケは来年という辺りは鬼だが、今年最後に凄まじい爪痕を残しました。
ぜひご一読下さい♪