「自分の価値(強み)が分からなくなる」から。
なぜなのか?
◾︎自分の良さは「自分では分からない」
例えば、貴方が「イケメン」だとする。
そのイケメンな貴方は「生まれつきその顔」なのである。
「何十年という時間を」
「鏡で自分の顔を見て」
「変化も見て」
「今の自分になってる」
もう「その顔が当たり前」なのである。
要するに「自分がカッコいいかどうか分からない」。
当たり前過ぎて。
しかしながら、周りの人は違う。
◾︎自分の良さは「人に教えてもらう」必要がある
貴方にとって当たり前の「イケメン顔」。
なので、周りの人から「カッコいいね!」と「教えてもらう」必要がある。
周りの人は「客観的に見て判断してる」。
色々な人を見て、色々な人と比較して、そう思っている。
貴方自身は、自分の事をカッコいいとは思わないだろう。
しかしながら、周りの人は違う。
周りの人がカッコいいというのであれば、貴方は「カッコいい」のである。
なればこそ、その「カッコ良さが活きる場面」に呼ばれる事になる。
◾︎人が自分を活かしてくれる
貴方はイケメンだとするならば、周りの人がそれを活きる場面に誘ってくれる。
モデルなどの職業から、合コンだったりの遊びの場面まで「イケメンである事が価値になる場所」に誘われるようになる。
そこでは貴方の価値が最大化され、さらにそこでの経験で磨かれた特性によって、さらなる進化をしていく。
人によって貴方の価値が見出され、人によって貴方の価値が磨かれていく。
「これがごっそり無くなる」。
◾︎引きこもりがヤバいのは「強みを見失う」から
引きこもりがヤバいというより「1人でいる事」がヤバい。
上で書いた通り「自分の良さは自分では分からない」。
自分にどんな特性があって、何が得意なのか?
さらに、それを活かした「その先」にあったはずの経験値まで、「ごっそり見失う」。
ニートでも、色んな友達と遊び回ってるなら問題ない。
真に問題なのは「1人でいる事」。
1人でいればいるほど、自分の良さを見失う事になる。
見失うというか「発見する機会を失う」。
誰かといれば何かしら見つかるモノが、1人でいる事によって何もないと感じるようになる。
その結果、向いてない事をしだしたり、全く評価されない事をしだしたり、良い部分を悪く受け取って自分を見失ったりする。
貴方が超イケメンだったとしても、1人で文章を書いて顔出しをほとんどしなかったり、女性とほとんど関わらなかったり、職人で1人で物作りしてたりすると、貴方のイケメンという特性が無価値なモノになる。
これはイケメンという見た目の特性だから簡単だった。
…が、頭が良いとか、優しいとかの「少し複雑な特性」だと、尚のこと厄介になる。
優しい人が数字が全ての金融に走ったり、頭が良い人がフィーリングが重要なお笑いをやったりといった「全然向いてない(全く評価されない)事をやり出す」という事態が起きる。
これはまあ運要素もある。
それを踏まえても、1人でいるよりも、色んな人と一緒にいて、自分を評価してもらう機会を得るのは、めちゃくちゃ重要です。
◾︎まとめ
自分の良さは「自分じゃ分からない」。
なので、自分の良さは「人に教えてもらう必要がある」。
しかも大体の場合、教えてくれるだけじゃなく、「活かす方法」までワンセットで付いてくる。
そして、一回流れに乗って仕舞えば、おそらく一生困らない。
強みが活きる場所で、強みを活かした経験値が手に入る。
それを10年、20年とやっていけば、立派な「専門職」です。
なので、最もヤバいのは「1人でいる事」です。
強みの発掘もなければ、活きる場所も見つからず、経験値も手に入らないので、開発も進まない。
いつまでも自分の活かし方が分からず、いつまでも困る事になる。
まあ単純に「1人でいる事をやめましょう」。
おそらく「デメリットしかない」です。
人に言われて、人に発掘されて、向いてる場所に辿り着きます。
「暇があったら人と会いましょう」。
シンプルが最強。
以上です。
強みを発掘し、人に貢献しながら、楽しく生活していきましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。