久しぶりに本棚整理したら発掘された「ザ・ゲーム」と「恋愛工学」を読んだんだが、酷いねあれ。
なんつーか「非モテは永遠に非モテであり、モテは永遠にモテである」って感じ。
環境どうのっていうより、その人の特性。
◾︎ザ・ゲーム&恋愛工学
ナンパ主体の「女とやりまくる手法」を書いた本。
実際にこの通りに試せば、毎日女を抱いて過ごせるようにはなる。
実際にここから排出された人材が多くいて、それがまた派生の派閥を作ってるという循環になってる。
…なんだが、「これが幸せか?」ってーと、全くそうは思わない。
◾︎幸せになるためには「好きな女」と「好意を返してもらう事」が必要
ただ抱ければいいという訳ではなく、いい女を抱ければいいという訳でもない。
「自分が」「大好きな女といる」から楽しい。
なんで楽しいか?ってーと、「こいつと一緒にいて幸せ」ってのと、「こいつが喜ぶ事をしたいと思うから」なのよ。
それを伝え続けてると、普通の女性であれば同じ気持ちを返してくれる。
「お前といるとめっちゃ楽しい」「触ると超気持ちいい」「お前が喜んでくれるとこっちも嬉しい」っつって伝え続けると、大抵の場合は「そこまで言ってくれるんなら…」ってなるわけ。
んで「お互いに好きになる」って状態になる。
こっちが向こうを気遣って、向こうもそれを返してくれる。
だからこそ好きになるんだし、一方通行じゃつまらんのよ。
これが「相手がいて成り立つ」という。
◾︎非モテは「焦点がズレてる」
女を抱ければ幸せになれると思ってる。
だから「そのための手法」に縋りつくし、それにしか興味がない。
だから「その他の部分」が非常に疎かであり、しかも「それでいいと思ってる」。
◾︎モテは「女性と一緒にいる事」を楽しむ
「一緒にいて楽しい女性」を探す。
その上で、どうやったらその女性にもっと気持ち良くなってもらえるかを考える。
何をされたら嬉しくて、何をされたら悲しくて、どうやったらもっと楽しく過ごせるのか?
その人に興味を持ち、その人を知り、その人といる事に「焦点を置く」。
その中でお互いにやりたければやるし、気分が乗らないならやらない。
それ以上に「その人といる時間」を大事にする。
焦点がまるで違うのよ。
◾︎この差は「特性」
生まれもった差。
遺伝的特性。
非モテっつーか、人を大事にしないからこそ「ただ抱く事だけに集中できる」。
だからこそ「この結果=年間100人切り的な」が出せる。
それを良しとする女性も少なからずいるし、それはそれでいい。
逆に、モテるやつは1人を大事にするからメソッドとしては流通しない。
だいたい2〜3人と付き合った時点で結婚して、円満でごく普通の「温かな家庭」を築いている。
100人切りのやつと同じくらいの割合で、ずっと夫婦仲がいい家庭も存在するのよ。
どっちがいいかは「お前が選べ」。
温かな家庭を築きたいなら、100人切り的な発想は今すぐに捨てろ。
逆に、100人切りしたいなら、温かな家庭は諦めろ。
両方は選べない。
◾︎まとめ
モテるための「焦点」をハッキリさせよう。
筆者は「好きな女性と長くやりたい」。
さらに理想を言うならば、女性から「あなたの子供を産みたい」と言ってもらう事。
最大級の賛辞だろう。
これは良し悪しではなく個々人の資質だ。
自分がやりたい方向に向かっていってくれ。
ちなみに恋愛工学を「非モテ」と呼んでるのは、「俺がそのメソッドに全く惹かれない」から。
俺が望む結果は、恋愛工学では手に入らないのよ。
その辺も含めて自分で判断して欲しい。
モテる手法が自分に合ってるワケでもないし、非モテとされる手法が自分にベストマッチする可能性もある。
その辺もひっくるめて「モテるやつはモテる」し、「モテないやつはモテない」。
特性は「生まれつき」なんで、自分が信じた道を進みましょう。