「こうしたら上手くいく」という話しはしてきた。
では、出来ないとどうなるのか?
という失敗談をいくつか。
*男性→女性に対してのアプローチです
◾︎失敗談の前の前提
1、視線合わせ
上手く相手を見れない場合を列挙する。
1-1、恥ずかしくて見れない
単純に「女性を見れない」場合。
相手をガン見するのは申し訳ないとか、自分が人に見られるのが苦手だから見れないなど。
女性をじっと見ている事に気後する。
1-2、相手が魅力的すぎて見れない
分かりやすいのは「セクシャルな服装をしてる人」。
胸元が大きく空いてたり、タイトなショートパンツで脚やお尻が見える服装をしてる人の目を見れない。
強くセック◯の感情を沸き起こすため、プラスの感情と共に、恥ずかしさや後ろめたさなども思い起こされるから「相手の目を見れない」。
ポイントは「相手がこちらを見てなければ見れる」という事。
ある意味では「チキン野郎の典型」。
その魅力的な女性とセック◯したいという「自分の気持ちと折り合いがつかないと」相手を見れない。
実際に、イケメンや男らしい人などの恋愛経験豊富な人は「構わず視線を合わせる」。
セクシャルな部分もバッチリ見るが、その人本人ともバッチリ目を合わせる。
それは経験によって培われるのか、天性の特性として持っているのかは分からない。
しかしながら、女性の年齢によらず「セクシャルな魅力が強い人」は、逆に見れない。
1-3、相手が格上で見れない
人間、なんとなく「相手の格が分かるもの」。
それは「身体能力」だったり「セクシャルな魅力値」だったり様々。
男同士だと感じる「あ、こいつ格上だ」っていう、あの感覚。
なんとなく話しづらい、気を遣わないと落ち着かないなど。
そういうのを感じる女性の目が見れない。
ただなんとなく接しづらく、目を合わせづらい。
2、遊びに誘う時の前提
ある程度仲良くなって、「2人で会いたいね」って言えない。
ここにも色々失敗がある。
2-1、気持ちがバレると嫌われそう
「2人で遊びに行こう=少なからず好意がある」という事。
ある程度の信頼関係があるなら間違いなく断られない。
しかしながら、断られるとキツいし、相手とテンション差があるとキツい。
故に、素直に会いたいねと言えない。
2-2、相手が格上で日程を切り出しづらい
年上の女性や、激務の仕事をしてる女性の場合。
気を遣って言えない。
クッソ忙しいのが分かりきってる中で、時間を割いてくれとは中々に切り出しづらい。
特に相手が年上女性の場合だと、向こうからは「まず言ってこない」。
*その人の特性による。俺のキャラだとまず誘われない。
それは気を遣ってなのか、関係性を気遣ってなのかは分からない。
しかしながら、関係性を進めたいならばこちらからアプローチするしかない。
後輩〜前後1歳程度の年齢差だと、割と向こう(女性)からもアプローチが来たりする。
*大概は乾坤一擲なアプローチなため、ここで失敗る(セック◯まで行かない)と終わる。詳しくは後述。
とにかく「会いたいと伝える」。
伝えられないと感情が暴走して突然告ったり、何かで八つ当たりしたりとロクなことにならない。
突然告るのは100%失敗する。
ソースは俺。
*誘う時の失敗談「実例」
6個上の女性を好きになった。
その人は超優秀で超多忙だったため、「来週一緒に遊びましょうよ」とはとても言えない。
しかしながら、話してると超楽しい。
そこで取った行動は、一個飛ばしの「告白」。
しかも、手間をとらないLINEで。
答えは「まだよく知らないから決められない」。
*まだ一度しか対面で遊びに行っていなかったため
今なら「至極当然な解答」だと思う。
むしろ「ワンチャンもらった」とまで思う。
*保留という事は「まだ会える」ので、そこで楽しければ挽回の余地がある。
しかしながら、当時の俺は余裕がなかった。
断られたと感じ、テンションガタ落ちで連絡激減。
からの自然消滅。
そもそもが「一緒に遊びたい感情が爆発しての告白」である。
始点から既にズレていた俺は、まさに「独り相撲」だった。
3、セック◯に誘えない前提
仲良くなりました、一緒に遊びに行きました。
男女での最終イベントはなんだ?
そう。
セック◯だ。
ここにこそチキンたる所以、そして大半のモテないやつの屍が転がってる。
3-1、好きすぎて誘えない
テンション上がりすぎて訳わかんなくなってる場合。
手を繋いだだけでもう出ちゃうんじゃないか?っていうくらいテンション上がってもはやその先など考える術もない。
感情表現も訳わかんなくなってて、ちゃんと相手に伝わらない。
一緒に手繋いで歩いてるのが恥ずかしすぎて、ぞんざいな態度をとったりする。
ちゃんとその都度伝えていれば(感情を口に出せば)冷静に楽しくいられるが、むっつりになって黙りこくると死ぬ。
「手繋ぐの恥ずかしいけど嬉しいね」「一緒にいてテンション上がるけど落ち着くような不思議な感じ」とか「ヤベえほら性的なテンション上がってきちゃったじゃん」とかっつって、口述するのが大事。
黙ってると自分はどんどん落ち着きを失くしていくし、相手からは「つまんないのかな」と思われ、完全になるコミュニケーション不全に。
そして「2回目はない」。
3-2、空気を読めずに誘えない
なんとなーく「気まずい空気」になる事がある。
夜に一緒に遊びに行って、なんとなくやる事もなくなって「じゃあどうしようか?」という時。
感の良い諸氏ならはお気づきだろう。
お互いに「セック◯が頭をよぎってる」。
しかしながら、チキンである俺は「気付かない」もしくは「強く誘えない」。
まず「俺が女性の性的対象に入ってる」という自覚に乏しかった事。
そして、その気まずい空気を「ダメな空気」だと思って、家に送り届けようとする空気の読めなさが失敗の原因。
これもコミュニケーション不全。
「なんか気まずい空気だね」「俺とセック◯したい??」とかって冗談めかしつつ確信に触れる技術があれば良かったのに。
*セック◯前の失敗談「実例」
一個上の女性。
人生でおそらく「最も好きだった女性」。
色々あって仲良くなり、向こうの家に頻繁に遊びに行くようになった。
*その女性はシェアハウス的な3人住まいだった。
…で、いつも通り遊んで良い時間になりました、と。
んで、まったりした空気の中に微妙な感じが混ざりつつ、いきなり女性が「眠い」と言い出した。
まあ時間も時間(23時過ぎ)だし、疲れてるし…っつって、まあ意味は分かるよな?
そう「やりたい」だ。
しかしながら、まだ付き合ってもいない上に、他の部屋に女性がいるという家でやれるか?
しかも「大好きな女性に誘われて」だ。
いまなら「やれる」。
間違いなく。
しかしながら、当時は出来なかった。
ガチで眠いと判断し、電話したり、外でタバコ吸ったりしながら、起きるのを待った。
…さて、これを女性読者の貴女はどう思うだろうか?
それを訊くのも怖え。
そして、その日以降、向こうのテンションがおかしくなり、あまり連絡が来なくなった。
まだ好きだった俺はワンチャンに賭けて告白したが手遅れ。
土壇場でのコミュニケーション不全はかくも重い。
◾︎失敗談は全て「コミュニケーション不全」
自分が思ってる事、感じてる事を「伝えられなかった」。
伝えたら良くない気がして、一人で抱えて、爆死した。
向こうの助け舟にも気付かず、伝える事も出来ず、終わっていった。
相手がどう思っていたかは分からない。
自分に魅力がないのかな?とか、なんで上手くいかないのかな?とか思わせてしまったかもしれない。
しかしながら、上手く行かない原因は「ほぼ100%俺にある」。
自分が可愛いと思う大好きな女性に「可愛い」「会いたい」「抱きたい」「素敵」と「感情を気持ち良く伝えられる」という事がとても重要。
今どういう気持ちで、どう思ってるのか?
オープンな気持ちで、相手に感情を伝える。
まあ、出来なかったから拗れたんだけど。
◾︎まとめ
総評すると「女性に感情を伝えるのが苦手」。
その結果、見事なコミュニケーション不全に。
過去、音信不通になった女性は数知れない(実際には片手で数える程度だが)。
なんであそこでアレを言えなかったんだ、行動できなかったんだ、という悔やみは当然ある。
好きすぎて感情が暴走した例は数知れず、だからこそ冷静に感情を伝える事が重要だと知った。
「気持ち良く女性と話す」事さえ出来れば、気持ちの良い恋愛ができる。
少なくともコミュニケーション不全にはならない。
自分の感情をコントロールしろとは言わない。
しかしながら、その感情を相手に伝え、自分で抱え込まないようにする事ができたら、もっと楽しく一緒にいられるんじゃなかなと思う。
俺の失敗談を乗り越え、あなたの成功とならんことを願っております。