とりあえず「何かしよう」って時に、文字から入る人は罠にハマる。
*文字=本、ネットの考察記事、wikiなど。
なんでか?ってのをちょっと。
◾︎基本のバイアス
「人は悲観的になるようにできてる」。
進化心理学的には「その方が生存率が上がる」からと言われる。
例えば「食料」。
楽観して食いまくって枯渇するより、悲観して備える方が生存率が上がることは間違いない。
同様に、楽観的でリスキーな選択肢を行うより、着実に確実な一歩を進めていく方が、長い目で見た場合に上手くいきやすいという事もある。
⚫︎文字情報は「不安を煽る」
なんせ「頭で考えるしかない」上に「情報量が少ない」。
映像であれば、「漂う空気感」「全体の流れ」「雰囲気」など、様々な「言語外の情報」がついてくる。
それによって、「これは平気」「これはヤバい」などの判断が出来る。
文字情報では、これができない。
ただひたすら「頭でこねくり回す」事になる。
結果、マイナスのバイアスが強くかかるようになる。
◾︎解決策
実際にやる事以外の情報を集めない事。
必要な情報だけを入れる。
そして、実際はどうなのか?に注目する。
映像でも実物を見に行ってもいい。
現実を確認する。
とにかく「考えただけで分かった気にならない」というのが重要。
可能なら実際にやってみよう。
そのために情報を集めたのだから。
◾︎まとめ
基本的に「マイナスのバイアスがかかる」。
故に、頭を使ってこねくり回すほど不安が増大する。
文字情報は情報量が少なすぎて判断材料としては心許ない。
むしろ「見る」「感じる」方が正しい情報を得られる。
「実際にやる」もしくは「やってる映像を見る」事で、その感覚が掴める。
ムダに不安症な人は、「実際はどうなのか?」ってとこに着目するといい。
おそらく「イメージとは違う印象を受ける」だろう。
良くも悪くも、ね。
色々と意識してみて下さいませ。