このジャンルに適切なブログを持ってないので、とりあえずここに書く。
あれ完全に「販売」だわ。
凄いシステムを考えたもんだ。
◾︎一個につき利益がなんぼか発生
例えば「納税1万円」で「牛肉が帰ってくる」としよう。
原価がいくらか分からんが、牛肉の原価は「3000〜7000円」という所が通常考えられる落とし所。
んで、これを自治体が生産者から「買い上げる」。
その値段が一般の販売向け=消費者向け価格と同額ということはないだろう。
さらに助成金が出る。
この辺はグレーゾーンっつか、実際の自治体運営をしないと分からんが、何かしらの利益が出る仕組みがあるはず。
単純な話で「そうじゃないと自治体が参加しない」から。
面倒で煩雑な作業をして、利益がちょろっとしか入らないってんじゃ誰もやらないからね。
物凄く単純化すると「納税額ー牛肉の買取価格=利益」。
「10000ー3000=7000円」
これが丸々自治体の利益に計上される。
◾︎皆んなで公式の販売をやりましょう。しかしながら国の利益は上がらない
「政府公認の販売ができたんでみんな買ってね!」という。
凄まじいのは国の利益は上がんないって事。
自治体に金出して、俺らに金を還付して、国の取り分がない。
あいつら何やってんの?
国が慈善事業をしてるという稀有な国日本。
◾︎そこに乗っかる楽天がヤバい
おそらくだが、あれ「一件成立する毎にカネをハネてる」か「月額のシステム料を取ってる」。
一件成立でカネをハネるのは「メルカリ」とか「電子書籍」なんかが代表的。
一件売り買いが発生する毎に、金額に対して15%を運営側が回収する。
メルカリで1000円で取引が完了したら、150円をメルカリ側が持っていき、850円が手元に入る。
月額のシステム料は楽天に店を出す場合が分かりやすい。
俗に言うECショップね。
あれ、月額数万円単位かかるのよ。
楽天に出店するだけで「月額2万円」。
ヤフーは基本無料で「決済手数料を3%程度持ってかれるだけ」。
楽天は月額が発生する上に決済手数料すら持っていかれる。
無料で政府に協力します〜って事などあるはずがない。
システム料ハネまくりで、さらなる財源を確保したと考えるのが自然。
◾︎楽天のやり方は大嫌いだが、上手いやり方だとは思う
結論から最初に言うと、筆者は今現在「楽天でなるべく買い物をしないようにしてる」。
同じ商品がアマゾンかヤフーにあった場合、そっちで買ってる。
やり方を知っちまったんで、肥やしにされたくないから。
それほど汚いと感じている。
…が、一方では合理的だとも思ってる。
⚫︎合理的にハネまくる
他人が作ったコンテンツを「流通させる場所をあげるから」カネをぼろうっていう。
利用者は弱い立場にいる。
だってそこを利用するしかないんだから。
*楽天のメインユーザー層は20〜40代女性なため、そこをメインターゲットとするなら出店するしかない。
まあ、ある程度利益を上げないと運営会社が潰れるんで、利益をあげるなと言いたいわけじゃない。
その内訳が重要。
筆者目線からだと、不要に多いカネを取ってるように見える。
出店料と決済手数料の二重徴収なんて、世界的に見ても稀だわ。
電波もドコモのを借りたやつ(楽天は電波塔を建てる料金を出してない)だし、ふるさと納税もタダ乗りだし(システムを作ったのは政府)、まあやりたい放題やってる。
*ソフトバンクは物理的な金額も負担した上であのやり方をしてるので納得してる。
不要に多くのカネを取って、タダ乗りしまくりで、明らかにぼったくってる。
*楽天とヤフーを比較するとヤフーの方が安い商品も多くある。理由は「出店料」と「手数料」。ヤフーの方が店側に負担がかからないため商品が安くできる。
そりゃ勢いもあるわ。
◾︎まとめ
ふるさと納税は政府直下の販売所。
魅力的な商品を取り扱ってる自治体が丸儲け。
しかしながら、運営会社である国が利益を得てない。
特殊すぎんだろ。
民営なら即潰れる。
そこに見事に乗っかったのが楽天。
クソの典型例。
電波(楽天の携帯事業)もそうだし、ほんと上手くやるわあの会社。
ムカつくから俺は利用しない。
楽天アフィリをやってる関係でこっちも利用してるが、必要以上にこっちから利益を提供する事はない。
しかしながら、ムカつくけど合理的ではある。
真似する事はないが、利用する事もない。
もっと真面目にユーザーの利益に還元するやり方をしてるところを利用したい。
*カネを余分にハネてるって事は「どこかの誰かが負担してる」って事。それが国なら俺らの税金だし、ショップならショップの出店者が負担してるか商品に乗っかる。そうなるようなやり方が気に入らない。
まあ色々と「凄いシステムだな」と。
…久しぶりにちゃんとした、社会的に耐え得る記事を書いた気がする。
まあ「半分予想込み」なんで、適当に読み流してくれ〜。