細マッチョって「ゴリマッチョと同じ作り方」だからね。
その上で「身体の負担との戦い」を征する必要がある。
*まず整理する
1、ゴリマッチョ=ウエイトトレーニング愛好者&プロレスラー
2、細マッチョアマ=見た目重視のボディメイキングしてる人全般(俳優やジャニーズを含む)
3、細マッチョプロ=サッカー選手や格闘家などのトップアスリート
以上3点から成る。
細マッチョプロは毎日1時間以上競技の練習を取れる人向け。
通常は無理なんで、週2のウエイトトレーニング+HIIT程度。
*習慣化すると、運動しないとイライラするようになる。
細マッチョは細マッチョアマの事を指してると思って下さい。
◾︎ゴリマッチョから脂肪を削ったのが細マッチョ
ゴリマッチョは筋肉をつける事を第一としているため「体重が重い」。
細マッチョはその状態から「脂肪を削ぐ」。
脂肪を削ぐと筋肉も一定数削がれるから、あの形になる。
「ベースは同じ」。
トレーニングして、飯食って、筋肉つけて、「どこを着地点とするか?」ってだけの差。
ゴリマッチョ=筋肉
細マッチョ=見た目
「求めるものの違い」だけ。
その上で細マッチョを目指すあなたに伝えたい事がある。
◾︎細マッチョは「体脂肪率10%以下」
腹筋がはっきりと見えるのは体脂肪率10%以下。
それにはどうやったって「カロリー制限が必要」。
さらにそのための「食事法も必要」。
なぜか?
飢餓状態直前が「最も効率良い脂肪燃焼になる」から。
⚫︎痩せ方
体脂肪が何のためにあるか?
「エネルギー貯蔵のため」。
そのエネルギーを出す必要があるのはいつか?
「飢えようとしてる時」だ。
仕組みはめんどくせえから割愛する(血糖値変動で出るホルモンの関係)が、意図的に「飢える状態」を作る必要がある。
そのための「1日1食」や「8時間食事法(リーンゲインズ)」がある。
んで、いくら飢えさせても「入ってくるカロリーが高いと痩せない」。
だから「カロリー制限とセット」になる。
え?そんな簡単なら皆んなやってんじゃん、ていう。
無論、問題が存在する。
⚫︎身体の負担が超デカい
脂肪は「蓄え」なのであって、これが削られるという事は「余力がなくなる」。
無論、余力がありすぎると「贅肉」となる。
…が、余力がなさすぎると「すぐに飯を補給しなきゃいけなくなる」。
腹減った=飯を食うが文字通り「命を繋ぐ架け橋」になる。
このピーキーな状態は、非常に身体に負担がかかる事は論を待たない。
やってみりゃ分かるが、常に腹減ってイラついてるし、神経質になる。
この状態で筋トレで記録を伸ばそうとか、競技の記録を上げようってのは「到底無理」。
いいとこ「現状維持」。
故に、俳優などの「身体を見せる職業の人」か「大会前のフィジーク」しか、この体脂肪率を維持しない。
できないんじゃなくて「しない」。
辛すぎるし、運動に適さない身体だから。
⚫︎トップアスリートはなぜ体脂肪率が低いのか?
言うなれば「F1みたいなもの」。
競技に必要なモノだけ残し、競技に必要ないものを全て削ぎ落としたのが「あの姿」。
だから、過去の宇佐美のように「全く気にしてないタイプは体脂肪率が高い」し、イチローや本田のようにストイックに取り組むタイプは体脂肪率が低い。
あれは「自然じゃない」んだ。
一般人が真似るべきじゃないし、目指しても負担がデカいだけで得るものが少ない。
◾︎トップアスリートもボディビルダーも「糖質制限をしてない」
まあ「ここ」ね。
運動する人が糖質制限しちゃ「ダメ」。
身体が動かなくなるわ、頭が働かなくなるわ、「脂肪が使われない」わでもう散々な事になる。
人体にとって糖質って「なくてはならないもの」。
面倒くせえから言葉を尽くして理解してもらおうとは思わないけど「やってみりゃ分かる」。
俺は糖質を200〜300ほど毎日摂ってるけど、全く太らないし、これくらいが丁度いい。
*173cm体脂肪率13%BMI23。体型によって必要糖質量が増減するので参考までに。
前に150くらい(マイルド糖質制限くらい)だった時は、動けねえくせに身体の回復は遅くて散々だった。
糖質はちゃんと補給する事をオススメする。
◾︎普通に生活をおくる上でベストな体脂肪率は「13〜17%くらい」
これ以下だと活力が落ちるし、これ以上だと食事のバランスが取れてない。
パレオダイエットや地中海式ダイエット、日本食などの「健康な食事」をすると、勝手にカロリーが抑えられる。
だいたい「体脂肪率13%前後で落ち着く」のがコンセンサス。
筆者も食いたいだけ食って「体脂肪率13%BMI23」前後で推移してる。
上でも書いたが、体脂肪率10%まで落とした時は「活力がなくなった」。
筋トレも運動もやる気しないし、やってもパフォーマンスが上がらない。
現在(体脂肪率13%)はすこぶる快適。
もう少し体脂肪率上げてもいいくらい。
それくらい体脂肪率が低いってのは問題を抱える。
そして体脂肪率を上げるとすこぶる快適に過ごせるようになる。
◾︎細マッチョの維持は「苦行」
まずこれを前提にいれてスタートしろ。
その苦難を経た先が「モテたいだけ」なら、維持できない。
そこまでやんなくてもモテるし…つか「やらない方がモテる」。
女が絞りまくったマッチョが嫌い(体脂肪率8%以下)なのは「不健康だから」。
実際にやっても、健康な感じは「一切しなかった」。
それでも超絶ナルシストの自覚があるなら「むしろやれ」。
それは目標が「自分のため」だから、やれる。
見せる職業も同じ。
見た目=評価になるから、やる価値はある。
◾︎まとめ
細マッチョの中身はゴリマッチョ。
ゴリマッチョから脂肪を取ると細マッチョに。
しかしながら、細マッチョの維持は大変。
快適に過ごしたいなら体脂肪率「13〜17%」程度に収める事。
もちろん「体脂肪率10%の身体が最高にカッコいいと思ってる!」って人はそれに殉じていただきたいし、それでいい。
俺が自分でやった感覚と、各種情報を見た感じ「絞りすぎは負担がかかる」という事。
あなたが良いと思った方をやって欲しい。
ただ「細マッチョは簡単ではないよ」と。
なんとなくそれを皆んなが感じるからこそ「評価が高い」。
夏はすぐそこ。
ぜひチャレンジして見てくださいませ♪