シロクマ先生が個人的に大ブームなので記事起こし。
情動を動かす力は女性のが強いよね、っていう記事。
んで、男の仕事も盗られちゃうんじゃない?ってやつなんだが、そこに異を唱えてみる。
◾︎女性マンセーな男性
まあ分かるのよ。
女が素晴らしい、強い(情動、感情面で)、頭いいってのは。
しかしながら、確実に「苦手な事もある」のも確か。
女が素晴らしい素晴らしいっつって言う男は、言われた女はどう思うのか?って想像すんのかね?
「なんでも背負わせんじゃねえよ軟弱野郎!」って思うだろ普通。
なんかこう「一面的」な感じが凄いのよね。
◾︎「補強しあっていく」のが理想の姿
女だからパーフェクトであるって事は「あり得ない」。
死力を出してパーフェクトにしてるだけであり、サボってるやつはサボってる。
一般的に苦手な部分は「ある」。
性向的に「決断が苦手」だったりというのがあるが、それは個々人により異なる。
その「苦手な部分を補強し合う」のが、一緒にいる理由。
俺は何もフォローしないからよろしくね!ってのは「協力の破棄」に他ならない。
◾︎女性を敵に回すんじゃなくて味方にしよう
女性の社会進出でポジション取られちゃうんじゃないか?って懸念が主たる理由になってる。
…が、「それを活かせばいいだけ」である。
女性が情動面で強いならば、部下の面倒をみる割合を強くし(本人が望めばだが)、マネジメント業務を任せる。
その代わり、外部交渉ないし決断する事、各種責任はこっちで負う。
仮にケンカした場合でも、一方が情動に訴えるならば、こちらは「理論」で対抗する。
何故やりたくないのか?何に対して揉めてるのか?着地点はないのか?ってのを「感情に流されずに」判断する。
情動面が強い女性は「理論が苦手な傾向にある」から、子供に語り聞かせるように優しく滔々と悟す。
そういう「特性を補う部分」をこちらが請負えばいい。
それを「フォロー」といい、あなたの器を表す。
◾︎男女共にカスもいるし超優秀なやつもいる
これ。
基本的に、男の目に映ってる女って「偏ってる」のよね。
生まれてから長期間の経験蓄積がある「同性グループ」と違って、異性と密に絡むってのは「良くて思春期以降」。
男女なんて性以外での繋がりはほとんどなく「むしろそっちがメイン」とすら言える。
その中で強く記憶に残るのは「好きな女」「やった女」である。
そりゃ「強いと思うだろう」よ。
好きなお前のために粉骨砕身してんだから。
というわけで「目に映らない女も見ましょうね」と。
自信がなくて努力してコンプレックスもあって、でも強く口説かれたから嬉しくてついてっちゃうって女もいっぱいいる。
超優秀なモテ男も一定数いるし、超優秀なモテ女も一定数いる。
優秀な女性が前に出てくるというだけの話。
相対的に見て「合理化される」だけである。
⚫︎それに伴って「優秀な若手男性の抜擢も増える」
女性の評価を適切にしようと思うならば、「全体で適切な評価の仕組み」を入れる必要がある。
まあごく簡単に言えば「部下が上司の評価をする」っていうアメリカの制度だな。
人心の機微に聡い女性がマネジメントした方が「全体の生産性があがる」可能性がある。
それによって、マネジメントよりも自己を貫くのが得意だった「起業型の男性」は新規開拓のポジションに入れる。
マネジメントが苦手な男性は多いが、優秀な女性部下と分担できるし、上下逆転させて自分が最もやりたいポジションに入る事も可能になる。
男女は持ちつ持たれつである事を理解しよう。
◾︎まとめ
どちらが良い悪いは「ない」。
「特性の差」であり、お互いにそれが活きるポジションに入れば、お互いが幸せになれる。
女性の社会進出というよりは「企業内で女性が有効なポジションの確立」と言った方が正しいだろう。
これを実際のカタチにした企業は「めちゃくちゃ先に進む」ぞ。
優秀な女性は「余ってる」から、高待遇、好条件で「見合ったポジション」さえ作り上げられれば、そこはブルーオーシャン。
…まあ、「女性は素晴らしい!」で構わないが、ちゃんと弱点も見て、特性が活きる方法を考えましょうね。
それこそが「協力し合う」という事なのだから。