これを起点にすべきだと悟った。
…いや、久し振りにリンキン・パーク聴いたら、あの頃は凄え楽しんでたよな、と思って原因を考えた。
◾︎当時18〜21歳
いやもう「遊び倒してた」。
浪人したのをいいことに、バイト三昧でクルマ&バイクの免許を取りに行き、なんちゃってバンドを組んだり、夜の峠を走ってたり、裏原宿全盛期だったから服買いに行きまくりだったり、そりゃもう凄まじい3年間だった。
この頃はガチで異性を気にしてなかったけどモテた。
自分の趣味が楽しすぎる関係で、女と会話が噛み合わない(趣味が合わない)から、一緒にいてつまんなかったけども。
*筆者の趣味はメンズに偏ってる。メンズファッション、バイク、クルマ、音楽(ベース)、ダーツ、格ゲーなど。故に女と一緒に遊べるものがない。
んで、なにが楽しかったんだろう?と思ったポイントが3つ。
◾︎ポイント
1、自分の興味があるモノができた
上記はいずれも「自分で決断した」のがポイント。
俺がやりたくてやってたし、これいい!って思ってすぐに取り組む事が出来た。
自分で選んだ満足感はハンパないし、それはやってて楽しい確信に変わっていった。
2、仲間がいる
幸いな事に、上記の全てに仲間がいた。
バイク好きと一緒にプチツーリング行ったり、クルマ好きと一緒に峠行ったり、その辺走り回ったり、音楽好きと一緒にバンドやったり。
上手いか下手かなんて気にしなかったし、ただやってて楽しけりゃ良かった。
好きな事を同じ事が好きな仲間とやってる訳で、そこに問題は何一つなかった。
3、今ある世界が広がる感覚
最終的にこれ。
クルマやバイクに乗ったら「今まで行けなかった場所」に行けた。
服を買いに原宿行った時もそうだったし、代官山を開拓してったり、今まで弾けなかった音楽が弾けたり。
「今ある世界が広がる」という喜びがそこにあった。
今まで触れられなかったモノや、憧れていたモノに届く。
日常と非日常が一体化されてて、軸足はしっかりと現実にある(バイトや勉強)んだけど、週末は楽しい世界へ仲間と行ける。
新しい事と成すべき事のバランスが取れた状態だった。
毎週末、世界が広がっていくとでもいう形。
◾︎落ちた時
専門学校に戻った時。
ここじゃ頑張っても金も入らねえし、息抜きもできない。
クルマ系の専門学校に行ったから「仲間は最高」だった。
もうこれはガチで、人生で唯一学校が楽しいと感じた時期だった。
しかしながら「また勉強するのか…」という諦観と「金も時間もなくて遊べない」という二重苦(往復3時間かかっていたため余裕がなかった)で、見事に脱落。
浪人時期が楽しすぎたから麻痺してたんだろうね。
ここからが転落のスタートだった。
◾︎現実に軸足が無くなった時にどうするか?
なんだかんだと「学校」とか「バイト」という軸足があった。
生活の基盤のために行う活動だな。
だが「それが無くなった」。
学校にいたら得られた就職サポートもなければ、斡旋もない。
そこで俺が選んだ道は「とりあえずバイトを続ける」だった。
学校で心が折れた俺が選べる選択肢はなかった。
これで転落確定。
人間は「環境に馴染む」。
フリーターのまま10年を過ごし、精神を病み、若さを失い、職を失って今に至る。
◾︎自分で決断し、進む事
何かをする時は「自分で決めて動く」。
趣味も、仕事も、全て。
学校を辞めた後のバイトの選択は「俺が納得して選んだ訳じゃない」。
ここからがダメの始まりだった。
学校を辞めた手前、親の言う事に刃向かう気力を失くした事が敗因。
ヤマトか佐川なんかの「誰でも入れるとこで働こうとした」。
…んだが「ちゃんとしたとこ入りなさない!」に心が折れた。
親を恨んでるわけじゃなくて、「決断を他人に任せた」事が失速の原因。
自分で納得してバイトしてたら「苦しくなかった」のよ。
当時「ものすごく働きたかった」し「金が欲しかった」。
そこを「折って」他人に合わせた事が「最悪の選択肢」だった。
別に普通の仕事(事務系)なんて「したくもない」し、バイトの給料じゃ全然足りない。
…が「それに合わせてしまった」。
学校に300万くらいかかってっから引け目もあったのよね。
その結果、完全に自分を見失った。
なんせ、自分がやりたい事が「どこを向いてもない」。
働きたいけど俺が働きたい道は禁止されてて、働きたくない方向にしか門徒が開いていない。
んで、目の前のバイト生活。
これは仲間に恵まれたため楽しかったが、やはり目標がない。
バイト先で社員登用してもらう気もなかった(仕事自体は簡単でつまらない)し、もはや選択肢がない。
生きてて超絶つまんねえ。
目的も目標もなくフリーターやってて、友人から聞かれても明確な答えが返せなくて、俺自身の中にもモチベーションがない。
そんな自分が恥ずかして人に会いたくなかったし、自分自身納得がいかなかった。
⚫︎再び選択の時
今再び「自分で決断すべき状況」に来た。
今度こそ絶対に「自分で選んだ道に行く」。
もう他人の基準で動くことはしない。
「俺が納得した事をする」。
これを読んでいるあなたも「あなたが納得する選択」をして欲しい。
それでこそ世界が広がるし、モチベーションも湧く。
◾︎まとめ
自分の世界を広げよう。
「自分の意志で」。
友人と一緒にやる事であれ何であれ、最終的には「自分で決める」。
あなたが好きならそれが正義だし、あなたがしたい事ならそれでいい。
自分で決断した先に道があるし、そこにしか道はない。
主導権を取り戻しましょう♪