毎度お馴染み、パレオの兄貴です。
エビデンスベースのロジカルで明快なブログ様。
「シチュエーション・セレクション」と手法を紹介しています。
◾︎シチュエーション・セレクション
「シチュエーション・セレクション」ってのはすごくシンプルな戦略で、ざっくり言うと「嫌なことがあったら、もっと楽しいことを計画する」ってことです。
「もっと気分が良くなる活動をする!」とか「嫌な気分にさせる人から離れる!」とか、意識してプランを立てていくようなイメージですね。
うわー、普通。
という手法だそうで。
一見すると「意味が分かんない」。
んだが、結構馴染みがあるモノだったりする。
◾︎ストレス発散の手法
イラついたら「筋トレがいい」とか、「運動がいい」とか、「カラオケがいい」と言う「それ」の事。
あいつと飲みに行って愚痴って帰ってきてスッキリ、でもOK。
なぜ?どうして?とぐちゃぐちゃ考えてハマらない事。
気分の良い行動をして、一旦距離を取る。
んで、改めて問題解決に入る。
ネットだと「愚痴会はムダ」って意見が多数だが、「自分が愚痴会に行ってスッキリするなら」メリットはデカい。
「愚痴を聞かされる側」になってストレスが溜まるなら行かない方がいい。
◾︎ストレス発散+気分改善効果には「運動が最強」
もうね。効果がてんこ盛り。
ざっくりと。
1、即効性
とてつもなく分かりやすく説明されてるので、ぜひリンク先をご覧下さい。
簡単に言うと「5分歩けば気分が上がる」。
*厳密には「自然の中を」などの条件が付く。
「脳を鍛えるには運動しかない!」って名書にも紹介されてるし、あらゆるところで運動の即効性ってのは確認されてる。
「落ち込んだら散歩する」くらいのノリで良いくらい、オススメ。
2、バランスアップ(筋力バランスの強化)
ベストは「全力ダッシュ」。
「ダッシュ」って人間のあらゆる要素が詰まってる。
普段走ってないと、訳わかんないとこが筋肉痛になるから。
それだけ「偏りがある」という事。
じゃあ歩こうとなるが、問題点がある。
「筋力が上がらない」事。
厳密には「筋力はウォーキングでは上がらない」とされる。
エビデンスがある以上、反論の余地はない。
…が、「歩き慣れ」はする。
要は「歩くための全身の筋力バランス」が取れる。
あくまでも個人的にだが、筋トレばっかやって走ったり歩いたりを殆どしなかったら「身体の使い方がおかしくなった」。
「日々やってる事に最適化される」ので、日常歩かない人は「歩く事に最適化される」。
つっても、10km歩いたら筋肉痛になるとかなら、そこは鍛えられてるって事なんだけど。
とにかく「自分の身体を使う」メリットは大きい。
3、痩せる
しかも「健康的に」。
運動するとカロリー消費すると同時に「メシを欲さなくなる」。
運動しすぎて「メシが食えない」ってのも、正しい反応の一つ。
これは「脳のセットポイントが元に戻る」から。
運動すると身体の機能全体が活性化されて、不必要なカロリーを必要としなくなる。
筋力アップと同時に、摂取カロリーが減り、消費カロリーが増える。
んで「良い気分になる」。
メリットしかなくね?
◾︎もちろん手法は「なんでも良い」
カラオケに行く、ライブに行く、飲みに行く、クラブにナンパしに、されに行く…。
手法は「どうでも良い」。
「楽しくなる事」をする。
ただ、注意点はない事もない。
短絡的な方向へ行くと「飲酒」「喫煙」「ギャンブル」「お薬」のような方向へ行く。
これに注意。
ムカついたら「歩く」「走る」を長期的にやってる人と、ムカついたら「飲酒」「喫煙」を長期的にやってる人では、「どうなるか分かるな?」。
1年後には凄い差になってるぞ。
◾︎まとめ
深く考えず、気分チェンジで。
気分チェンジの方法は「運動がベスト」。
問題点は、運動が日常に溶け込んでて「効果が分かりにくい」事。
「初めて運動しました!」って人はいないから、運動がおよそどういうものかってのは知ってる。
それがどれだけ効果を上げてくれるのか?ってのは、一か月くらいやらないと分かりにくい。
エビデンスベースではクソほど証明されてるんだけど、「実感」として体験するには、実際は日数がかかる。
反面、酒やカラオケ、フェス系は「すぐに気分が良くなる」。
分かりやすく「非日常」で、手っ取り早く、しかも「苦労せず」良い気分になれる。
この折り合いがつけられるまでがキモ。
まあでも「ネガティヴに浸るよりはいい」んで、それでも行動しましょう。