「分かったフリをしてるから」。
エセ味方。
構図は差別と同じ。
◾︎相手の気持ちは分からない
まずこれ。
白人や黒人の気持ちは分からないし、LGBTの人の気持ちも分からない。
確かに「想像は出来る」。
…が、実際になった事ないから「細かい違いは分からない」。
日本で超絶モテるとか、細かく晒される日々の目線とか、どんなに想像したって「分からない事がある」んだよ。
◾︎じゃあどうするか?
「向こうの気持ちを聞く」。
こっち発信じゃ意味がないんだわ。
男性が言う「女性の皆さんがもっと充実した〜」ってのと、女性が言う「男って大変だよね〜」ってのは、「お互いに受け入れられない」。
「は?お前に何が分かるんだよ?」ってなる。
女性がどれだけ日々苦労してるかなんてのは(言動、身嗜み、その他)知らないし、男性がどれだけ社会階層のピアプレッシャーに晒されているかも分からないだろう。
男性社会は軍隊と同じ。
そこには横並びなど存在しない。
それの方が効率がいいからってのもあるし、文句あんなら自分でやりゃいいじゃんって理由もある。
幸いにして筆者は「男社会にバッチリ馴染めるタイプ」の「ザ・体育会系」なので苦労してないが、女性的な男性はむちゃくちゃ苦労する。
◾︎同じ立場を気取ったって違うものは違う
マツコが「女性」というのが無理があるように、だ。
あれはあくまでも「中立的な立場」から自分の意見を述べている。
男性とも女性とも違うけど、こういう経験があって、その時にこう思ったんだよね〜と。
分かる分かる!は、同じ立場の同じ環境の人しか分からない。
部分的に共感することもあるだろう。
だが「違うからこそ」共感出来た時の気持ち良さがある。
何もかも一緒じゃないし、何もかも分かってあげる必要もない。
◾︎フェミニスト気取りの気持ち悪さ
「私は」女の味方です、と言う。
違う。
味方かどうかを判断するのは「女」なんだ。
女性が共感するなら「味方」だし、共感しないなら「敵」。
*大げさな表現をしてます。その中間が普通。
なんで「お前が」、女性の味方を気取ってんだ?と。
むろん逆もそう(男性のための恋愛講座とか)だし、完全なる「余計なお世話」。
「支持された」なら良い。
本当にその人のためを想い、その人のための情報を提供し、その人も有益だと認め、気に入られたなら。
…が、自分で名乗るのは「気持ち悪い」。
こういうエセ〇〇が世の中には多い。
押し売りしてえなら他の所へ行け。
本当にその人のためを思って活動し、有益な情報を出してるなら、むしろ「相手から集まってくる」よ。
声高に宣言するだけなら誰でも出来る。
「じゃあどうするのか?」
ここで有益な提案が出来てこそ、相手のためを想っている活動として成り立つ。
そのためには、相手が何を望み、何を欲しているのか?
主語は「相手」なんだ。
「相手が」欲しいモノ、望んでいるモノを考え抜く。
私はこう思ったじゃない。
気持ち悪いフェミニスト気取りが大量にいるんで、騙されないようにしましょう。