深く話したやつに「頭良い」と結構な頻度で言われるんだが、俺自身は全く結果に繋がってない。
むしろ頭がいいと言った「そいつの方がよっぽど凄え」という事がままあるという。
一般的には何を持って「頭がいいと思われるのか?」を検証してみよう。
◾︎頭の良さ三ヶ条
1、人の話しを聞く
パッと言われた、誰がどうしてこうしてあれがこうなったってのを、「だいたいで」覚えます。
別に間違ってたっていいので凄え気楽に聞いて、次のエピソードトークが似た状況なら名前を出してみて、合ってりゃOK、間違ってたら覚え直します。
これを何回かやってりゃ完璧に把握できます。
普通の人間は100人や200人も遊ぶ友達がいないので、「よく会話に出てくる数人」と「そいつの主だった趣味」だけを記憶すれば事足ります。
友達との会話で困ることは「何もない」です。
*実際、一日中電話してられます。
2、発想
逆からとか、斜め上からとか、他のと組み合わせて〜とかです。
コンサルがやる「思考の組み換え」の「超簡易版」。
仕事だったら、部下から見るとこうだけど、上司から見るとこうで、社長から見るとこうで、客から見るとこう、的な。
類似例と組み合わせて有効そうな説を作ったりなど。
このブログでもやってるんだけどね。
全く評価されないけどw
3、仕分け
物凄い「抽象的な事」を「分かりやすいレベルにまで落とし込む」事です。
例えば「アフィリエイト」。
モノを紹介して、仲介料を得るシステムですね。
主な売り方は3つ。
1、雑多な商品を売る場合
本や服や音楽、日用品など。
楽天やアマゾンの商品を紹介する事で利益を得る。
主な手法は「感想」。
セールストークは嫌われます。
リターン売り上げの3%程度が平均的。
2、狙った商品を売る
カードや保険、FX、美容の物など。
A8ネットなど契約して「取り扱い商品に合った文章を作る」。
当然商品が縛られているので難易度が高い。
リターンは表では10%、裏では30%以上で交渉次第ともいう。
アフィリエイトで月収100万とかは、すべてこっち。
こっちは逆に「セールストークがメイン」。
シュガーマンのマーケティングなんちゃら〜みたいなのが活きるのがここ。
ハードル高いぶん、叶えた時のメリットは計り知れない。
3、情報商材
ネズミ講。
「僕が儲かったやり方を教えます」
そのやり方は、今僕がやってるようにセミナーを開く事です、的な。
以下引用なんだが、リンク先が見つからないため、「引用」とだけ記す。
例えば、筆者が「儲ける方法を10万円で教えます」って言っても、誰も買わないよね?
でも、筆者を信用してくれている友達は「買ってくれる」んですよ。
その信用と引き換えに。
じゃあ、それの値段を下げていったとしよう(1〜2万円とか)。
そうすると、その値段なら買ってみてもいいかな?という人が現れる。
これをネットで「不特定多数の人」に発信したらどうなるか?
信用と引き換えに、儲けが手に入る。
んで「儲ける手段はこれです」と。
そして、売れたぶんが信用となり、また新しい顧客が騙される。
結局のところ「中身のない情報をいかにあるように見せかけて売り捌くか?」という所に行き着くと。
んで、それを教わった「子供」がまた他の子供を騙していく。
〜引用終わり〜
情報商材では「セールススキルが能力が必要」ってよく言われるんですよ。
売ったもん勝ちですからね。
…まあ色々分かってて飛び込むんなら問題ないですけどね。
さて、三ヶ条が終わったが、皆んなは俺の事をどう思っただろうか?
一般的に「頭がいい」とされるのは、「上記の要素を満たしている場合」です。
しかしながら、「結果を出す」には全く別の要素が必要になる。
◾︎行動力との両輪
底辺の学校では良くあるんですが、「やったかどうか?」ってので、聞き手の評価が変わるんですよ。
何かを言うと「で、お前それ試したの?」となり、「まだやってない」というと「は?」となります。
要は「予想する力が足りない」んで、「やったかどうか?」ってのが「最も重要な事」なんです。
しかしながら、実はこれ「社会と一緒」です。
高尚な「予想」をいくら積み重ねても、試して見なきゃ分かんないんですよね。
⚫︎知識はいらないのか?
そんな訳ない。
ただ、使える知識にする必要があるのよね。
「知識は二つの形で存在する。ひとつは、本の中に、生命のない形で。もうひとつは、人の意識の中に、生きている形で。後者こそがとにかく本質的なものである。前者は絶対必要であるように見えるがたいしたことはない。」
有名なアインシュタインの言葉ですね。
何を隠そう、俺の事を頭が良いという「そいつ」は「生きた知識を持っている」んですよね。
⚫︎実行力
知識を直す、もしくは体験を「知識に昇華する」事が必要になるんですが、そこで重要なのが上記した「試したのか?」という事。
例えば「女の子と上手くやりたい」とする。
アプローチは2つ。
1、女の子とどうすると上手くいくのかを調べまくって、本当に「それが使えるかどうか検証する」。
2、とりあえず手当たり次第に声をかけまくって、上手くいった方法をストックし、より上手くいきそうな方法の「仮説を立てて色々試す」。
そして有効だったモノを残す。
この2つです。
んで、問題は「本当にわからない事と対峙した時」なんですよ。
この場合は1が使えないんですね。
例えば、小学生でスマホもパソコンもなかったとする。
だが、好きな女の子と楽しい時間を過ごしたい。
となれば、早熟な友達から聞く、映画を見る、漫画を見るくらいしかなく、どんなに考えたって「情報不足な状況」で「前に出なければならない」。
んでその経験をもとに、色々考えていく訳です。
大人になるに従って情報の取り方も上手くなり、仮説の出し方も検証も上手くなります。
しかしながら、分からない時でも「前に出なければならない事は変わらない」のです。
◾︎結局のところ
「自分でPDCAを作って回せるやつが最強」です。
何かを見るor得るor考える→即試す→効果をチェックする→次
という事。
⚫︎問題はなくもない
自分のPDCAに溺れると「本当に正しいかどうか分からなくなる」というパラドックスもある。
例えば「女の子をいじるのが良い」とする。
「100人」に試せばどれくらい使えるのか?が分かりますが、「10人」だと偏りが発生したりします。
しかしながらそれの前提として、「上手くイジれているのか?」「自分の狙ってる女の子はイジられるのが好きなタイプが多いのか?」などと、さらに仮説が分かれていきます。
それを全て検証していく事は、初期段階では無理なのです。
結局のところどれだけ選択肢があっても、「目の前の女の子が喜びそうな事」をやっていくしかない。
数多ある選択肢の中から、「自分が成功するための選択肢を選び出せる人」が、本当に「頭のいい人」です。
◾︎まとめ
ビジネスにしてもそうだし、恋愛にしてもそう。
「自分の得手不得手を知って」「なぜか上手くいくそこで最大の結果を出す」。
まだ最大限努力した訳じゃないけど、普通に話してて、話しが合う「友達」や「女の子」って、だいたい決まってるんだよね。
おそらく「合ってる仕事」ってのも、自ずから決まっているんだろう。
それを「俺が探し出す」のが人生の仕事なんだろうね。
pha氏が「30歳までは自分探しでいい」と言っていましたが、おそらくこれ「一生続く」よ。
早え段階で「上がり」を見つけた方は、本気で「おめでとうございます」。
今まさに暗中模索の人は一緒に頑張りましょう。
一度見つけたら、もう駆け抜けられるのだから。