研究、独白ブログ。

思った事を書く、思い付きブログ。

メンタルブロックバスターを読んでみた。

昔懐かしい釣りタイトルで失礼します。

 
本題!
問題に対する「発想の出し方」を論じた良書。
 

 

深い洞察を得意としている方は知っているような内容かと思いますが、凡人の筆者にとっては目鱗話しが満載。
詳しくは本を読んでいただきたいのですが、以下にポイントだけ。
 
■思考方法
1、言語的思考
俗に言うスピーチのような、言葉でもって相手を納得させる力。
概念的なモノを整理して説明するために用いられる。
世の中で一番評価されている力。
筆者が絶望的に足りない能力。
 
2、数学的思考
車の設計や、会計など、数字を使う能力です。
高度なモノは理解不能だが、ちょっとしたモノは調べりゃ分かるし、エクセルにやらせる手段もあるため、言語思考より手軽に使用可能。
 
3、視覚的思考
絵や、場所の説明、モノの伝え方のような事です。
特に言及されてませんが、言語的思考の裏側とでもいえる部分です。
 
■そして
ここから先は本に載っている問題を解いてみてほしいのですが、自分がどの思考方法をしているか?そして、他の思考と行ったり来たりできるか?というのが確認出来ます。
それによって、自分の思考の「得手不得手が分かる」。
さらに今まで解決出来なかった問題が、今まで使ってなかった思考を使用する事で対処出来る可能性があります。
もちろん、意識して各思考方法をブラッシュアップしていく必要はありますが、ただ知るだけでも「発想の取っ掛かりになる」。
オススメです♪
 
■まとめ
問題に対して「分かんねーよ!」と思う時の「壁」に対しての思考方法が学べます。
本来は自分で文字通り「思考錯誤」して編み出していくモノですが、ショートカット出来るならさせて頂きましょう。
まあ、どっちみち読んだだけで出来る様になるとは思わないので、ここから先で本物の問題と向き合った時に「こんな事あったな」という取っ掛かりにするには最適な本です。