その業界に学ぶって事は、その業界に染まるという事。
小説家になりたいからと言って、既存の小説家の真似をすればその人のスケールダウン版になる。
オリジナルはオリジナルからしか生まれないのよ。
◾︎同じ業界に染まる
業界のしきたりみたいなモノ。
狭い世界でも「ジブリ好きならこの作品を押さえとけ!」的な。
過去で言えば「マニアならガンダムのこのシーンを語れるべき」みたいな。
いや、そんなん関係なく「これ好き」で良くね?
⚫︎業界に染まらない発想
例えば「ファッション」。
おっそろしい事に、具体的にどうやって作るか?って部分にあまり言及されてない。
色、素材、サイズ、コーデの注意点なんかを全て網羅してるサイトが「ない」。
写真を載せて、後は自分で考えてねってのが、従来のファッション業界。
んで、今お洒落なやつはそれを勝ち抜いてきたやつらなのよ。
写真1枚から「あーじゃね、こーじゃね」って散々悩んできた。
似たような服(雑誌やネットに載ってるコーデはそのまま購入できないことが多い)を買って、どうすると綺麗に見えるのか、どうするとハマるのかって散々やってきて、あの精度が出てる。
説明しないのが普通で、説明しなくても分かるのがファッション感度の高いやつらなのよ。
◾︎ないものを作るのがオリジナル
ちゃんと説明するブログを作りたい。
パッと見て、明日から即真似できるような、頼りになるサイトが欲しい。
ないなら自分でやっちゃえばいい。
これがオリジナルの原点。
もう既にあるものの中で頂点を目指すのか、ないものを作り上げるのか?
⚫︎真面目な人は業界に染まる
ファッションが好きだからファッション業界に入りたい!ってやつは、ファッション業界の慣習に染まってしまう。
それはもうどっぷりと。
んで、流行は〜とか、あえて〜とか言い出す。
俺みたいにファッションは好きだけどファッション業界は嫌いだからこそ、新しい発想が出てくる。
◾︎ビジネスでも同じ
ビジネス優等生は業界の慣習にどっぷり浸かる。
ブログやっても、やれ「マーケティング」だ「集客」だ「ノマド」だっつって騒ぐ。
…まあいんだ。
冷ややかな目線で見てるから。
そういうのとも距離を置きたい。
俺は俺が良いと思う事をしたいし、それがベストだと思ってる。
◾︎まとめ
真似は真似にしかならん。
より先鋭的になり、より細分化してくだけ。
なんつーか内輪ウケ。
同じ趣味があるやつらが集まって、「これ良いよね!」って騒いでる感じ。
新参は入れねーし、つまんねーし、疑問でいっぱいになる。
もっと分かりやすく新しい事した方がいんじゃね?ってとこに、面白いモノがある。
とりあえず、その業界の特徴を知って「気に入らない部分を逐一メモしていく」のがオススメ。
モヤっとする部分こそ改善のポイント。
何も感じないならその業界にどっぷり浸かりましょう。
あなたの適性はそこにある。