健康の「2強」。
…っつか、生活の中で「これだけ守っときゃ快適に生きられる」。
運動とかサプリとかその他の健康法より、ぶっちぎりで重要。
その理由をば。
◾︎食事と睡眠
1、食事は「身体を作る基礎」
食事で身体が作られる。
ここまでは普通。
身体を作るという事は、身体の回復にも寄与しているという事。
人間の身体が何で出来てるか?
食ったもので出来てる。
食う物が悪ければ「質の悪い身体ができる」。
食う物が良ければ「質の良い身体ができる」。
ごく当たり前のお話。
ここに気を付ければ全体が改善していくし、ここが疎かだといくら煮詰めても改善しない。
それほど重要。
2、睡眠は「回復」
「脳のメンテナンス」と「身体の修復」が同時に行われるのが睡眠。
脳がいつ休まるか?って、そりゃ「睡眠中」。
日中に得た記憶を整理し、必要なものと不必要なものに分ける。
そして「次の1日に対応していく」。
そのための準備が睡眠。
んで「身体の修復」。
寝てる間に身体に栄養が振り分けられて、前日の運動量に適した身体に変わっていく。
修復って事は「回復」。
要は「睡眠=回復」。
回復の時間を取らずに行動してたらどうなるか?
遠からず潰れるわな。
それほど重要なものなんだわ睡眠って。
◾︎食事が「入力」、睡眠が「出力」
食事で身体に栄養を「入力」する。
そして、入力したものを実際の形にすべく「出力」するのが「睡眠」。
入力の質で蓄えられるモノが変わる。
それをキチンと出力する事で「実際の形になる」。
入力の質が低ければ、どんなに出力しても「質が低い」。
入力の質が高くても、ちょっとしか出力しなければ「質が悪くなる」。
両輪が揃う事で「実際の形になる」。
全ての基礎にこの2つがあるのは偶然じゃない。
◾︎運動は「それらを調整するもの」
運動したら腹が減るし、運動したら眠くなる。
そのおかげで「運動のほうが上な感じがする」。
しかしながら、実際は「逆」。
快適な食事と睡眠をするために運動を取り入れる。
腹が減らないのに食ったり、全然眠くないのに寝なきゃいけないって場合「ズレが起きてる」。
ここで始めて「運動不足」が意味を持つ。
美味しく食事を取れる程度の運動をし、気持ち良く寝られるくらいの運動をする。
目的が逆なんだ。
快適な食事と睡眠をするために運動をする。
運動をするために食事と睡眠を改善するのではなく、ね。
◾︎食事内容
1、加工食品を可能な限り減らす
加工食品の定義は「素材の見えない食品」。
ハンバーグとか、ナルト系の練り物だったりとか、素材が分からないモノを減らす。
んで、焼肉の肉とか、寿司ダネみたいな「素材の形の分かるもの」を食う。
肉、魚、野菜、果物など。
加工食品って、まあ色んなモノが入ってるのよ。
腐らないための成分とか、美味しく感じさせるための砂糖や塩、植物油がふんだんに入ってる。
それらをカットする事で、入力の質が上がる。
2、精製された食品を減らす
主に「砂糖」。
砂糖はカロリーだけあってミネラルが入ってない。
例えば、野菜を食うとビタミンが色々入ってるのよ。
マグロ食べても色々入ってるし、牛肉を食べても色々入ってる。
天然モノの食品ってのは「ミネラルが入ってる」。
んだが、「精製食品=白っぽい食品」は、精製の段階でミネラルが消し飛んでる。
砂糖は「甘さだけが残ってる」。
白系で言えば、白米も同じ。
玄米はミネラル豊富だけど、白米はミネラルがない。
平たく言えば「脳が満足しない」
いくらでも食いたくなるし、食ってもすぐに腹が減る。
おまけに太る。
これを極力減らす。
3、刺激物を減らす
主に「カフェイン」。
これ常用してると分かんないんだけど「覚醒作用がすごい」のよ。
眠いのを叩き起こしたり、疲れてんのをあと一歩追い込んだりとか。
これを起こしてるのが「交感神経の活性化」。
しかしながら、もっと単純にしよう。
要は「本来の自分の体調を覆い隠す」って事。
朝イチで「スッゲー辛い」のに、コーヒーで誤魔化すのとかがこれ。
現実はスッゲー辛い方なんだわ。
辛いからこそ「休もう」「寝よう」「ちゃんと食おう」って思う。
はずなんだが、カフェインを摂ると動けるようになる。
ここを誤魔化してると「いつまでも治らない」。
特に朝イチでタバコ&缶コーヒーなんていう完璧な悪習慣を持ってるやつは、効果てきめん。
なんせ俺がそうだったから。
自分の正しい疲労状態を知るために刺激物を減らす。
もちろん、感覚が掴めたら復帰してもいい。
…が、最初は減らしてみるとびっくりする。
誤魔化しが効かなくなるから。
◾︎睡眠
1、ベストな睡眠時間を知る
知るための簡単な方法は「毎日記録を取る」。
今日どれくらい寝て、その日どんな気分だったか?
ショートスリーパーはガチで3時間睡眠とかでいけるし、ロングスリーパーは10時間超えもザラ。
俺は「7時間」。
これを割り込むと「明確に身体が重くなる」。
あと、超絶肉体疲労の時は「睡眠時間が増える」。
ベストな平均睡眠時間は「6〜8時間」と言われる。
その中で「自分にとってベストな睡眠時間」ってのを、自分で記録しながら探す。
2、睡眠から逆算して寝る時間を決める
睡眠時間の確保を絶対的な課題とする。
「この時間は寝る」って決めて、その時間に対して自分で調整をかける。
ともすれば「寝る時間無くなったわ〜」ってなっちゃうんだけど、それを無くす。
…まあ、ちゃんと寝て身体が軽いのを体験できると「やろうと思う」よ。
ちょっとした娯楽よりも、よっぽど重要。
◾︎まとめ
食事と睡眠で人間は動いてる。
よって、これに手をつけずに改善することは無いし、これにだけ手をつければ全て改善する。
運動して筋トレして「一時しか使わないピークパフォーマンスを上げる」より、ベースを作って日々快適に過ごす方が「恩恵はデカい」。
運動はあくまでも「調整」。
そっちがメインじゃない。
メインになるのは「もっと地味で」「陽の目に当たらない」「ごく当たり前な事」にある。
毎日やってる事こそ改善すると恩恵が大きい。
目立つ部分よりも「目立たない部分」を大事にする事こそ「粋」。
ごく当たり前な事にこそ気を配って、ごく当たり前に高品質な毎日を構築しましょう♪