やり続ける事。
…じゃなくて「明確な条件」がある。
◾︎キャズムとは?
一般大衆に普及するためのライン。
要は「オリンピックの競技になる」とか、「誰もが知ってる芸人になる」とか。
⚫︎なぜそのラインがあるのか?
「受け身かどうか?」。
例えば「音楽」。
本当の音楽好きは「自分で音楽を探しにいく」。
ネットや雑誌、口コミを駆使して「自分の好みを探しにいく」。
この「探してる人にウケる状態」が「キャズム前」。
ニコニコ動画で「ハチ(米津玄師)が有名になった時」とか、「ピコ太郎が話題になり始めた時」とか。
ここまでが「探せる人」。
ここから「受け身の層へと広がっていく」。
⚫︎受け身の層への売り出し方
「特定の場所で話題になってる人」という売り出し方をされる。
でまあ音楽業界なんかは「ずっとそうだった(インディーズスカウト→メジャー契約)」んで、違和感はあんまない。
とにかく「音楽を自分で拾いに行かない層」に届けられるようになる。
だいたいは「話題性主題」で届けられる。
「今話題の〜」「〇〇の主題歌〜」「〇〇受賞」など。
この時点で「結果主義」となる。
◾︎本質は「メジャーになる前」
「人気が出る過程」が重要。
ここにポイントがある。
◾︎キャズム超えは「支持者が15〜30%を越える事」
例えば,何か新しい挑戦をしようとするじゃないですか。さっきもお話しましたけど,最初に賛成するのは2割,反対するのも2割くらいなんですね。で,頑張って努力していると,残りの6割の中で,ちょっとずつ賛成派が増えていくんですよ。
そして,その人数が,全体の1/3くらいになった瞬間が臨界点で,一気にムードが変わって,残りの6割だった人がほとんど賛成派になる。極端な時は,反対派の人たちの中にも「俺は最初からそう思ってた」みたいなことを言い出す人が現れます。
*4gamerより抜粋。
全体の1/3。
場所によっては「15%」とも言われる。
要は、この「どっちつかずの6割」を「動かす」ために、キャズムを超える必要がある。
◾︎超えるためには「粘る」こと
最初っから人目につくことは、そうそうない。
しかしながら、ずっと続けていると「一定数の人は見てくれる」ようになる。
この時期が「共感できる人達の集まり」。
「あ〜こいつ良いよね」「面白いよね」ってワイワイできる時。
んで、ワイワイが高まってきた辺りで「跳ねる」。
跳ねるまでは、色々試しながら温かい空気の中でやれる。
見に来る人も「別に期待してない」し、なんかちょっと面白い事やってんなコイツって感じで見てくれる。
冷めた目のやつは「まだやってんの?」って感じだけど、強いて止める(批判する)必要もないので、平穏な空気でやれる。
ここの試行錯誤で越えれるかどうか?が決まる。
◾︎有名になるためには「ただ好きでやってること」
なんの見返りもないけど、なぜか書き続けてる。
なんの見返りもないけど、音楽を作ってる。
なんの見返りもないけど、服が好き。
などなど。
特に狙いはないけど好きだからやってるってのは、表に出すといい。
ちょっとずつ改善する意思があれば、結構なところまでたどり着ける。
◾︎まとめ
キャズム超えは「粘る」こと。
見返りなしで動ける事をしよう。
ただ楽しい事(生活の糧でもなく、必須のことでもないモノがベスト)をしよう。
支持者が3割を超えると「激変する」。
そんな感じ。