それだけ「可能性を思いつく」から。
以下に例を。
◾︎不安傾向と頭の良さの連動
あらゆる可能性を模索できるが故に、あらゆる心配事が尽きない。
例えば「メールをする」としよう。
そして「返信が返ってこない」。
よくあるパターンだな。
通常であればこの場合「返ってこない」という「現実にだけ」フォーカスされる。
理由なんて考えない。
しかしながら、頭のいい人は違う。
「なぜ返ってこないのか?」を考える。
自分と相手の関係性
相手が今何をしている時間か?
相手が興味を示す話題だったか?
相手は今日どんな出来事があったか?
相手は今どんな感情なのか?
これらを精査し、相手が答えやすい形でコミュニケーションを取ろうとする。
…まあだいたい「寝てた」とかなんだけど。
そんなこんなを考え続けていると、必然的に「神経質+不安傾向」になる。
◾︎未知の恐怖に弱い
もう「ありとあらゆる可能性を考える」。
これをやったらどうなるのか?という理想を掲げて、
数年後にどこまで見込めて
どんな経験になって
どう活かせて
どういう形で着地したいのか?
まで考え始める。
通常は「やってみなきゃ分からん」っつって突っ込んで行く。
頭いい人はそれができない。
もし〇〇になったら、もし〇〇だったら…っつって、いつまでも動き出せない。
◾︎しかしながら、動くと高速で会得する
一回「未知じゃなくなる」と、非常に学びが早い。
自分で作った「100の選択肢が10に絞られる」から。
現状で考えられる選択肢はこれだけになったから、もう大丈夫、と。
そこから先の仮説出しもクソほど得意で、いくらでもシュミレート出来る。
あとは「それが現実かどうかの擦り合わせだけ行えば」選択肢が絞られる。
そうこうするうちに学びまくりで前に進んでいく。
◾︎頭がいい人に必要なこと
「行動すること」。
その真の理由は「選択肢を絞る」こと。
頭の良い人は「選択肢を広げ過ぎる」。
本来は石橋を叩くために選択肢を広げる。
しかしながら、ほっとくと最終的にその石橋の設計図まで把握して、建築状態や安全性まで確かめ始める。
いや、本当にやりたいのそれじゃないから。
「その先」だから。
だから、その「石橋への不安が本物かどうか?」ってのを逐一確認する必要がある。
石橋の設計図を手にする前に。
そこで「石橋に問題が起きたら」初めて対応すればいい。
やる前に不安がらず、もしくは不安があったとしても「とりあえず突っ込む」。
その発想が本当かどうか?と確かめる。
これが頭の良い人に求められること。
◾︎まとめ
頭がいい人は「神経症+不安症」。
それは「あらゆる選択肢に気付いてしまう」から。
発想を広げすぎて、自分で収拾がつかなくなる。
対策は「行動する」。
テメーの発想が足枷になってる事を知る。
頭脳明晰なお前は「問題を後追いで考えろ」。
問題が起きたら「そこで初めて考える」。
問題が起きるまで考えなくていい。
とりあえずやる→できない→初めて考える
でいい。
「行動していこう」。
目の前の問題に取り組もう。
その先のその先のその先まで考えなくていい。
頭がいい人は心を軽く行動しましょう。