「あなたの運動量が計算に入っていない事」。
専業主婦と看護婦が同じカロリーで過ごせるわけがなく、佐川男子と雑誌編集者が同じカロリーで生きていけるはずがない。
こんな「ごく当たり前な事」を偏差に入れ込んでないんで問題が起きる。
…っつか「起きた」。
んで、注意点をば。
◾︎1日の歩行数3000歩→9000歩
結論から言おう。
「潰れた」。
原因は簡単。
「エネルギー不足」。
という事で次。
◾︎エネルギー不足になるダイエット法アレコレ
1、1日2食以下は「活動量が少ない人向け」
医者とかデスクワーカーとか「身体を動かなさない人向け」。
動かさねえんだから食わなくていい。
2、1日1食は「さらに動かない人向け」
同上。
3、糖質制限も同じ
肉体労働で糖質制限なんてしようもんなら「死ぬ」。
肉体労働者は「タンパク質を足す」んだ。
*肉、魚、プロテインを意識的に食う。
引くことは考えなくていい。
4、刺激物(カフェイン入りの物)は控えめに
効果が切れた時に余計な疲れが入る。
脂肪は燃えるが精神も燃え尽きる。
◾︎エネルギー不足で実際に起きる事
ここからは実体験したものを。
1、めっちゃ腹が減る
異常なレベルで。
とにかく細胞から「エネルギー足りねえんじゃボケ!」という怒号が飛んでくる。
こいつを押さえつけてると、ストレス+エネルギー不足という二重苦に喘ぐ事になる。
2、糖質を欲する
ほっとくとチョコレートを食いまくりかねない。
つか、食った。
コストコで売ってるビッグサイズのブラックサンダーを僅か2日で食った。
とにかく目に映るモノが「甘いもの」になる。
流石に毎回チョコを食う訳にはいかないので、白米やバナナを摂取する。
糖質制限は「絶不調を招く」んで、動き始めたらもうやめる事。
3、1日2食が無理
朝イチの腹減りが完全に飢餓モードに入ってる。
朝補給〜昼補給〜夜は自然の帰結だった。
完全に1日3食に戻った。
4、活力のダウン
動き始めて活力が上がるかと思いきや「ダウンする」。
足は重く、身体は怠く、頭は働かず、感情は悲観的になる。
件の「エネルギー不足の関係」。
「動くにはエネルギーが必要」という「ごく当たり前な結論」。
体脂肪率15%以下に到達したら、それ以上は「健康を損なう」。
食いたいだけ食って、太るかどうかの確認が必要。
もし「太らなかったら」エネルギー不足。
5、前より食ってんのに「太らない」
これぞエネルギー不足の証明。
ビッグサンダー超絶食いをし、その前より日常の摂取カロリーを増やしたのに「太らなかった」。
摂取カロリーを増やして10日以上経つが、体重も「体脂肪率も」増えない。
つまりは「これでバランスが取れてる」って事。
あなたは本当に「食ったら太る」んだろうな?
実は「食っても太らないんじゃないか?」。
特殊な健康法をやってる人で、イマイチ体調が優れない人は「食ってみろ」。
もしかしたら「下限に行き着いてるのかもしれない」ぞ。
◾︎元デブほどハマる罠
「元デブ」で「脱デブ」を果たした強者こそ、この罠にハマる。
一回減らしたし、前に調子がいい時期があったし、って成功体験が「蝕む理由」。
減らしてる最中に「一時的に釣り合ってる状態」ってのを経験してる。
んで、その時は好調だから「減らせば調子よくなるんだ!」っつって刷り込まれる。
違う。
「バランスが取れてただけ」。
んで、減らしすぎて再びバランスが崩れたら「不調になる」。
そん時に「増やす」って判断がマジで難しい。
俺も追い込まれるまで無理だったしね。
もしかしたら「その時期に来てる」って御仁もいらっしゃるかもしれない。
そんな諸兄に言いたい。
「いっぱい食おうぜ」。
*ちなみに
筆者は「BMI23、体脂肪率13%」です。
年始辺りで体脂肪率10%でしたが、こちらも不調を感じ終了。
なもんで「年々太ってきて」ます。
自分の活力が最もある所が「健康」なので、主観に従って生きていこうかと♪
◾︎制限で痩せる理由
1、糖質制限
「糖質を食い過ぎ」だから。
筆者もデブだった頃は「食後のアイスが欠かせない」状態だった。
普通に食事して、さらにアイスを食う。
んでアイス食うやつは大概「チョコも食う」し「菓子パンも常用してる」上に「清涼飲料水もガブ飲み」なんで、それら「その他の間食」が積み上がってる。
これらを一時的にカットして、大量の肉を入れる。
するとあら不思議「PFCバランス(炭水化物、脂質、タンパク質のバランス)」が一時的に整う。
んで、運動して身体に刺激を入れる。
元々「糖質が有り余ってた」んだから、一時的にカットしても問題ない。
で「痩せる」と。
2、1日2食
これらは「断食と同じ」。
だから痩せる。
一時的に「低血糖の状態」を作る事で、体脂肪を燃やして血糖を取り出す。
…がしかし「タダで取り出せると思ってんの?」
血糖値が下がり糖質がなくなると、脂肪を分解するための物質が放出される。
その際「アドレナリン、ノルアドレナリン、グルカゴン」が動員される。
なんとこいつは「気持ちを焦らせる働きをする」。
つまり「イライラする」「落ち着かない」「不安を感じる」と言った「精神症状と同時に起きる」。
これに「長時間耐える」事で、血糖値が取り出され脂肪が燃える。
…見るからに辛くない?
これを短期的に「毎日行う」のが1日2食。
よく言われる「18時間食わない」って事は「一時的に糖質がゼロになる」。
「脂肪が燃える時間を作る事で」脂肪を減らす。
脂肪が燃えるという事は?
そう「辛い気分を味わう」。
故に「ノンストレスなデスクワーカーしかできない」。
看護婦なら「患者に100%当たる」し、佐川男子なら「商品を破壊しかねない」。
確かに痩せるよ。
「耐えられれば」ね。
理想論は理想論として、現実にあった手段を選択しましょう。
◾︎まとめ
エネルギー不足はヤバい。
ガリはガリの問題があり、デブはデブの問題がある。
「自分にとってのベストバランス」を出す事に意味がある。
人の健康法は人の健康法であり「あなたの生活に密着したものじゃない」。
真面目にやんなくていいんだわ。
腹減ったら食えばいいし、腹減ってない時は食わなければいい。
ただそれだけ。
雑な健康法こそが「あなたに合った状態を作り出してくれる」。
不真面目最強。
緩くいきましょ〜♪