研究、独白ブログ。

思った事を書く、思い付きブログ。

お客様が買う商品を作るんじゃない。お客様が「欲しがる商品を作る」んだ。

 

えらい違い。

「買わせようとする」のか、「価値を提供しようとする」のか、の違い。

マーケティング戦略が嫌いな理由がようやく分かった。

 

◾︎浅いマーケティング的売り込みと、本来の売り込み

⚫︎浅い売り込み

営業ってのは「押し売り」だ。

要は「俺の商品を買え」という事。

コトラーマーケティング戦略とかがこれ。

対していい商品でもないモノを、いかによく見せて買わせるか?

お客様の要望と、自社製品の高品質さに関係なく、ゴリ押しで売り込んで買ってくれる人を探すだけ。

 

⚫︎本来の売り込み

「こういう素晴らしい商品があるから使ってみてください」とオススメする事。

例えば、服を売りたいとしよう。

生地が凝ってて、ディティールが凝ってて、着やすさに配慮してて、着用するとこういう風にカッコ良くなります、という商品を、お客様にご説明する。

んで、万事間違いない商品ですんで、一度使っていただけませんか?とする。

これが「マーケティング」。

この商品が売れないならおかしいと思えるくらいのモノを取り扱い、それをゴリ押しする事。

 

違いはそう。

「お客様がトクをするかどうか?」

 

◾︎価値提供

お客様が買って喜ぶ製品を提供する。

それが自社製品であればなお良い。

*利益的に見て。

でも、自社製品じゃなくてもいい。

これは絶対好きな人いるわ!って思う商品ならそれでいい。

それを「市場に問う」。

買ってくださる人がいるなら、さらに感想も聞く。

満足してないようなら、齟齬を埋めるべくもう一度考える。

 

◾︎商品→お客様≠お客様→商品

少なくとも「自分が納得できるモノであるかどうか?」。

売りたい商品を探すんじゃない。

「欲しい商品を探す」んだ。

それを具体化して、お客様に問う。

この絶対軸を理解しているかどうか?が、マーケティングの成否を分かつ。

 

◾︎まとめ

お客様の価値になるモノを提供しよう。

基礎にして最高峰。